「交響詩篇エウレカセブン」20周年プロジェクト始動　吉田健一が描く記念ビジュアル＆主題歌「DAYS」にのせたPV公開

　テレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」が、2005年4月のテレビ放送から、20周年を迎えることを記念したプロジェクトのスタートを発表した。キャラクターデザイン・吉田健一が描く記念キービジュアルや主題歌「DAYS」にのせたPVが公開。声優の三瓶由布子（レントン役）と名塚佳織（エウレカ役）からの祝福コメントも寄せられた。

【動画】「DAYS」にのせた「交響詩篇エウレカセブン」20周年PV

　「交響詩篇エウレカセブン」は、寂れた田舎町で鬱屈した日々を過ごしていた少年レントンが、謎の美少女エウレカと幻のマシン・ニルヴァーシュとの出会いをきっかけに「世界」を知るために旅立つ物語。2005年4月17日から全50話がテレビ放送され、類をみないSF設定、斬新なロボットアクション、そしてストレートな“ボーイ・ミーツ・ガール”を描き、随所にサブカルチャーや音楽をフィーチャーした作風で、アニメーションの枠を超えて広く話題を呼んだ。その後も劇場版や続編シリーズ、リブート版が制作されるなど、根強い支持を集めている。

　吉田の手による記念キービジュアルは、主要キャラクターが描かれたエモーショナルな仕上がり。また、シリーズを通じてデザインワークを担当してきた草野剛によるロゴデザイン、FLOWによる主題歌「DAYS」にのせた映像「20th anniversary PV」も公開された。

　20周年を迎え、レントン役の三瓶は「エウレカは間違いなく私にとっても青春そのもの」とコメント。エウレカ役の名塚は「振り返ると幸せなことばかり。心から感謝しております」とこの20年を振り返っている。

　20周年を記念して、4月より関連商品の発売やイベント・催事の開催を展開予定。詳細は随時発表される。3月22日、23日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2025」では、23日に三瓶と名塚も登壇する20周年スペシャルトークショーを開催。YouTube（EMOTION Label Channel）でライブ＆アーカイブ配信も実施される予定。また、6月14日、15日にぴあアリーナMMで開催される、ロックバンドが創るアニソンロックフェス「FLOW THE FESTIVAL 2025」内で「交響詩篇エウレカセブン」20周年コラボグッズの販売が決定した。

　そして、4月1日（0:00）より、各配信サービスにて「エウレカセブン」シリーズの見放題配信が開始。4月7日より、ディズニーチャンネルでの放送もスタートする。（編集部・入倉功一）

三瓶由布子、名塚佳織のコメント全文は以下の通り。

レントン・サーストン役：三瓶由布子

「エウレカセブン」20周年おめでとうございます！
可愛い女の子に惚れた勢いで旅に出て、世界に打ちのめされるレントンよろしく、
私も大きな波に翻弄されながら必死にアフレコしておりました。
エウレカは間違いなく私にとっても青春そのもの。あの頃レントンだった皆様。
レントンが眩しく見えていた皆様。何だこのアニメと思いながら観ていた皆様。
エウレカセブンへの大きな愛をいつもありがとうございます。
いっぱい祝ってはしゃぎましょう！　エウレカ！　大好きだー!!　アイキャンフライ!!

エウレカ役：名塚佳織

20周年…なんだか不思議な感覚です。当時私は20歳で…産まれてからエウレカに出会うまでに20年。そして出会ってから20年…。この20年間、想像もしていなかった景色をたくさん見せてもらいました。共に歩み、共に闘った20年…振り返ると幸せなことばかり。心から感謝しております。20周年おめでとう！　そしてありがとうございます。