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山田姫奈&宮原華音、特撮レジェンドへの“ライダーキック”秘話 「SHOGUN’S NINJA」坂本浩一監督に感謝

ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズ経験者が豪華共演!
ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズ経験者が豪華共演!

 俳優の山田姫奈宮原華音が27日、ユーロライブ(東京都渋谷区)で開催された特撮アクション時代劇「SHOGUN’S NINJA-将軍乃忍者-」の一夜限りのプレミア上映&トークイベントに出席。本作を手がけた坂本浩一監督への感謝の思いを明かした。イベントには共演の桃月なしこ谷口布実寺坂頼我高木勝也も登壇した。

【画像】特撮出身キャストが限界アクション!「SHOGUN’S NINJA-将軍乃忍者-」場面写真

 風魔忍者の末裔で、一族の再興を願う篝火(山田)とお喬(宮原)を主人公にした本作は、友人で“町一番の娘”お蘭(桃月)が、かつて風磨を滅ぼした柳生家を名乗る謎の集団に突然襲われたことをきっかけに、復讐とお蘭奪還に奔走する様を描く、日本映画放送株式会社制作の特撮アクション時代劇。関西テレビ(ローカル)にて3月20日にテレビ放送され、OA後は「時代劇専門チャンネルNET」での国内配信、さらにYouTubeチャンネル「SAMURAI VS NINJA」を通じて北米や東南アジアなど世界へ向けて配信されているが、この日は劇場で一夜限定のプレミア上映が行われた。

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 山田は特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」に、宮原は「仮面ライダーアマゾンズ」「仮面ライダーガッチャード」などに出演しており、演出・アクション監督を務めた坂本監督も、ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズを数多く手がけている。壇上では、その坂本監督からのメッセージビデオも紹介された。

 山田は本作について撮影期間が7日間であったことを紹介し、「最初の方はアクションシーンばかり撮っていて、何を撮っているかわからなかったんですけど、最後の日に(宮原との)二人のお芝居のシーンを撮りました。めちゃくちゃ楽しかったです」と感想を述べる。宮原も「同い年のキャストとのタッグは初めてでした。嬉しかったです」と山田との共演を振り返った。

 宮原は“ミスター平成仮面ライダー”の異名を持つレジェンドスーツアクター・高岩成二に飛び蹴りを浴びせるシーンがあったことも紹介し、「“ガチ蹴り”で飛び蹴り……というかライダーキックなんですけど、やる前に高岩さんといっぱい戦わせていただいて、そのシーンの撮影でした。『じゃあ肩にいいですか?』って監督に言ったら、『一発で終わらそう』って……」と当該シーンでの監督とのやり取りを紹介。

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 続けて宮原は、「緊張してしまって。一発だし、絶対に狙った場所に決めないとと思って、とにかく気合を入れて挑みました。人生で一番緊張したライダーキックでした」と笑顔で感想を述べ、このシーンを側で見ていた山田も「高岩さん側にいたから聞こえてしまったんですけど、(高岩が)『本当に蹴るの?』って。だから監督が一発で決めようって圧をかけたんだと思います」と現場の様子を補足して会場の笑いをとった。

 坂本監督はビデオメッセージで、「厳しいスケジュールの中での撮影。信頼できるキャスト陣を揃えるのがマストでした。ここに出演しているキャストは皆、僕が一番信頼できるキャストだったということです」とキャスト陣に労いの言葉をかけた。山田に対しても「素晴らしかった。現場でも頑張るし、いろんなことに挑戦してくれた」と絶賛。宮原には「ずっと一緒にやってきて、前から『いつか主演の作品を撮るからね』と話していたんです。それがやっと今回叶った。成長を見るのが父親目線で楽しみでした。僕の中では華音にプレゼントするつもりで撮った作品でもあります」と感謝の気持ちを述べた。

 山田は監督の言葉に「初めて一緒に仕事をして、監督がどう感じられていたのか気になっていたので、今、本当に感激です」と感慨深げな表情を見せ、宮原も「監督とは10年くらいおつきあいがあって、いっぱい作品に呼んでくれるんですけど、いつも主演じゃなくて(笑)。でも坂本作品に出演している主演の人たちをたくさん見てきたからこそ、撮ってもらいたいとずっと思っていました。しかも私は『BLACKFOX: Age of the Ninja』で同い年の山本千尋が主演をしたのを見ていたんです。悔しかったんですけど、その同じ撮影地である京都で監督に主演を撮ってもらえたのは嬉しかったです」と話し、監督に感謝しきりだった。(取材・文:名鹿祥史)

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