広瀬すず、インスタで見知らぬ子の成長見守る「何人も見届けています」

　女優の広瀬すずが27日、都内で行われた映画『片思い世界』（4月4日公開）の公開直前イベントに登壇し、Instagramで見つけた子どもたちをチェックしていることを楽しそうに明かした。この日は、杉咲花、清原果耶、土井裕泰監督も来場した。

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　土井監督が『花束みたいな恋をした』の脚本家・坂元裕二と再びタッグを組んだ本作は、広瀬、杉咲、清原をトリプル主演に迎えて三人の同世代の女性たちを描くドラマ。東京の片隅にある古い一軒家で、12年にわたって自由気ままな生活を送る美咲（広瀬）、優花（杉咲）、さくら（清原）。強い絆で結ばれている3人は、全員が誰にも言えない片思いを続けていた。

　作品にちなみ「片思いしていること」を問われた広瀬は「インスタでお子さんをあげているアカウントがあるじゃないですか。わたし、何人も成長を見届けているんですよ。勝手にのぞいて、大きくなっている……とか（思っています）。勝手に片思いして成長を見守っている子どもたちがたくさんいます。かわいくて、ついついチェックしちゃう」と告白。

　また、「新年度にはじめたいことは？」と質問が飛ぶと、広瀬は「自転車を持っているんですけど、冬は寒すぎてあまり乗れなかったんです。最近は気持ちいい天気になってきて、やっと乗れると思って。爆走したいと思います。気持ちいいんですよね。それを楽しみにしています」と声を弾ませた。

　最後に広瀬は、本作の撮影について「小さな光を信じてみたくなるような、とっても愛おしく尊い時間を、この作品の中で生きさせていただけたことが、とってもとっても宝物の時間だったなと感じます」と喜びながら、「映画を観た後に価値観が変わるというか、違う目で世界を見つめてみるきっかけにもなったらいいなと思います」と観客に向けて心を込めたメッセージを送っていた。（錦怜那）

映画『片思い世界』は4月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開