アンジェリカ・ヒューストン、がん闘病を初告白 『ジョン・ウィック』後に発覚

映画『アダムス・ファミリー』のモーティシア役などで知られるアンジェリカ・ヒューストン(73)が、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)出演後にがんと診断されたことを、People.comで初めて告白した。
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『ジョン・ウィック:パラベラム』では、暗殺者養成施設「ルスカ・ロマ」を取り仕切るディレクターを演じたヒューストン。同作後にがんと診断され、「本当に深刻な時期」だったと振り返り、「とても大きな衝撃でしたが、それをきっかけに、自分がやるべきでないこと、行くべきでない場所が明確になりました。その一つが、人生を真剣に捉えすぎること。今は、笑えるときには笑って、物事を大ごとにしないようにしています」とがんとの闘病をきっかけに人生との向き合い方にも変化があったという。
診断されたがんの種類は明かさず、現在は完全寛解の状態だという。「ちょうど4年目を迎えました。私にとって大きな意味があります。自分をとても誇りに思っていますし、本当に幸運でした」とヒューストン。現在も、定期的に検査を受けていることを明かした。
がんとの闘病生活を6年間公表しなかったことについては、「理由はいろいろありますが、話すことには大きな意味があると思ったんです。それを乗り越えたという事実を祝うことも大切です」と語り、「人生は儚くも美しい。世界は大きいけれど、自分もそれに向き合える。どんなことが起きても、準備はできています」と前向きな姿勢をみせた。
ヒューストンは現在も俳優活動を続けており、今年夏公開の『ジョン・ウィック』スピンオフ映画『バレリーナ:The World of John Wick』(8月全国公開)では再びディレクターを演じている。(編集部・倉本拓弥)


