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「べらぼう」でホラー回!まさかのラストに戦慄

第15回より手袋を持ち去ったのは……?
第15回より手袋を持ち去ったのは……? - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の13日放送・第15回では次期将軍として将来を期待されていた徳川家基(奥智哉)に大事件が発生し、そのカギを握る“手袋”を巡る展開に戦慄の声が上がった(※ネタバレあり。第15回の詳細に触れています)。

【画像】死の手袋…「べらぼう」戦慄の展開!

 「死を呼ぶ手袋」というまるでミステリー小説のような物騒なサブタイトルがつけられた第15回。冒頭は、独立して自分の店「耕書堂」を構えた蔦重(横浜)が瀬川(小芝風花)との別れに抜け殻となる一方、江戸城では家基が鷹狩りの最中に倒れ、急逝。家基が敵視していた田沼意次(渡辺謙)による暗殺説がささやかれるなか、家治(眞島秀和)は老中首座の松平武元(石坂浩二)らに家基の死の真相を突き止めるべく調査を依頼。意次より密命を受けた平賀源内(安田顕)の調査により、家基が鷹狩りの際にはめていた手袋に毒がしこまれていた可能性が浮上する。その手袋は、大奥総取締・高岳(冨永愛)の依頼により意次がつくらせたもので、意次は窮地に陥る。

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 調査の指揮を執っていた武元に呼び出された意次は、自身が犯人に仕立て上げられるのではないかとビクビク。SNSでも「謀られた」「万事休す」「呼び出しくらった!」「地獄のお茶会」「どう切り抜ける?」「どう出る?白眉毛」とハラハラする視聴者の声で沸くなか、武元は意次に手袋を差し出し「この贈り物を渡りに船と考えた外道がおるということじゃ」と指摘。そして意次に「そなた…」と言いかけると、緊張感はピークに。しかし、続く言葉は「以外の誰かであろう」という意外なもので、笑い出す武元に意次はあっけにとられた様子だった。

 武元は意次とのこれまでの確執を振り返りながらも、意次を忠義者と考えておりはなから疑っていなかったと吐露。武元の「見くびるな!」の名言もあり、これまで対立していた二人が“まことの外道”を捕らえるために手を結ぶ胸アツの展開となったが、その直後にまたしても大事件が勃発。ある晩、就寝中の武元がせき込み出すとそのまま帰らぬ人となった。

 武元の屋敷から手袋を奪い去っていく正体不明の女の影。さらに、武元と交互に映し出されたのが、不敵な笑みを浮かべて人形を操るある大物。まるで裏で糸を引いている黒幕と示唆するかのような演出で、一連のシーンに震えあがる視聴者が続出。SNSは「こいつか…」「ホラーすぎる!」「サスペンス劇場になっちゃったよ」「あぁ白眉毛…」「容赦ない森下脚本」とざわついていた。

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 武元については途中、家基の死を巡り源内と同時に謎解きを繰り広げるシーンもあり、石坂浩二の当たり役である金田一耕助を思い浮かべる視聴者も多数。鮮やかな名推理に「さすが金田一耕助」「金田一のクライマックスじゃん」「意外と話が分かる人だった」「白眉毛さすが」「裏をかかれた」「かっこよすぎる」「長く勤めているだけあるよね」「株が爆上がりしていく白眉毛」と絶賛の声が上がった直後の悲劇となった。

 ちなみに、視聴者の間でもすっかり「白眉毛」のあだ名が定着した武元だが、劇中でも名付けた意次のみならず周囲が口々に「白眉毛が果たしてそう考えるか」(田沼意知/宮沢氷魚)、「げにありがたきは白眉毛でございますな」(三浦庄司/原田泰造)と当たり前のように口にしていた。(石川友里恵)

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