のん、リブート版『新幹線大爆破』で千葉真一さん演じた運転士役 運転席での撮影「ワクワクしました」
女優・アーティストののんが21日、都内で行われたNetflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベントに出席。本作で新幹線の運転士役を務めたのんは、オリジナル版で千葉真一さんが演じていた役どころに「お話が来たときにはびっくりしました」と率直な胸の内を明かした。イベントには、草なぎ剛（なぎ＝弓へんに剪）、細田佳央太、要潤、斎藤工、樋口真嗣監督も参加した。
本作は、1975年に千葉真一さんや高倉健さんが出演した同名映画を、『シン・ゴジラ』などの樋口真嗣監督がリブートしたノンストップサスペンス。時速100キロ以下になると爆発するという爆弾を仕掛けられた東京行き東北新幹線「はやぶさ60号」を舞台に、乗客と乗員の安全を守るために奮闘する車掌の高市（草なぎ）をはじめとした鉄道人たちが描かれる。
1975年版では千葉さんが演じた、新幹線の運転士役に抜擢されたのん。「運転士という役はとても新鮮で、撮影はとても楽しめました」と笑顔を見せるが「オリジナル版の運転士役は千葉真一さんだったので、私にお話が来たときはびっくりしました」と驚いたという。
それでものんは「すごく嬉しかったです」と笑顔。車掌役を務めた草なぎ、細田と共にJR東日本で実際に業務にあたる職員たちの話を聞く機会もあったということで「実際の運転室にも入ることができて、とてもテンションが上がりました」と語っていた。
主演の草なぎとは本作が初共演。のんは「たくさん勉強させていただきました。共演できてとても嬉しかったです」と笑顔を見せると「草なぎさんは、待ち時間があるとギターの練習をされていて、本当に休んでいるところを見たことがないんです。とても強靭な方で、私もこんなふうになりたいなと憧れました」と羨望の眼差しを向けていた。
また、「東北新幹線は仕事で乗る機会がとても多く、多いときは毎月乗っていました」と馴染みがある列車であることを明かしたのんは「そんな新幹線の運転席での撮影は、とても不思議でもありワクワクもしました」と撮影を振り返っていた。（磯部正和）
Netflix映画『新幹線大爆破』は4月23日より独占配信