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草なぎ剛、高倉健さんの意志を受け継ぐ『新幹線大爆破』リブート「また後世に残っていけば」

リブート版『新幹線大爆破』で主演を務める草なぎ剛
リブート版『新幹線大爆破』で主演を務める草なぎ剛

 俳優の草なぎ剛(なぎ=弓へんに剪)が21日、都内で行われたNetflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベントに、細田佳央太のん要潤斎藤工樋口真嗣監督と共に登壇。草なぎは、本作のベースとなった1975年公開のオリジナル版に主演した、高倉健さんに思いを馳せた。

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 1975年に高倉さんが主演した同名映画を、『シン・ゴジラ』などの樋口真嗣監督がリブートした本作。現代を舞台に、主人公を高倉さんが演じた犯人から、草なぎふんする車掌へと変更するなど、大胆なアレンジで魅せる。

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 いよいよ23日の配信が近づいてきた本作について、草なぎは「世界に配信されるということで、どうなるのかな……とちょっとフワフワ空回りした感じです」とまだ実感がないというと「それでも本当に嬉しいんですよ」と満面の笑みを浮かべる。

 また草なぎは、1975年版で主演を務めた高倉さんについて「とてもお世話になった方の作品をリブートできるなんて、非常に感慨深いです。何か大きな縁を感じています」としみじみ語ると「1975年版では、車掌さんはあまり出てこなかったのですが、もしかしたらこういう事件が起きたとき、一番大変なのは車掌さんなのではないのか……と樋口監督が着目してくださって、こういう作品になったんです」と主人公が変更された理由の一つを明かす。

樋口真嗣監督、細田佳央太、のん、草なぎ剛、斎藤工、要潤

 そんな本作について、樋口監督が「史上最も大変だった撮影かもしれない」と振り返るなか、草なぎは座長として常に現場で柔和な態度でいたという。草なぎ演じる車掌・高市の後輩役を務めた細田は「本当にニュートラルな方。どんなに時間が掛かっても、体力的に大変でも、辛い表情を一切見せないんです。常に明るく現場の皆さんを包み込んでくれる優しさを持たれている方なので、一度もピリピリしなかった」と草なぎの懐の深さに脱帽したというと、草なぎは「自分が優しくしたことは、いつかまわりまわって自分に返ってくるというマインドでやっています」と持論を述べていた。

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 草なぎは「本当にいろいろな溢れる気持ちがあるのですが、とにかく観ていただきたいです」と語ると「ただの大パニックものというわけではなく、登場人物にしっかりと血が流れている。それでいて理屈抜きに観ても楽しめる迫力があります」と作品をアピールし、「Netflixということで、全世界配信されるんですよね。とても大きな喜びです。高倉健さんが出演されたこの作品を、僕らがちょっとでも意志を受け継いで、また後世に残っていく作品になったらいいなと思っています」と熱い思いをアピールしていた。(磯部正和)

Netflix映画『新幹線大爆破』は4月23日より独占配信

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