ローグ・ワン前日譚「キャシアン・アンドー」キャストが日本に集結！ディエゴ・ルナ、相棒K-2SOとの再共演に感激

　映画『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』（2016）に直結する前日譚ドラマシリーズ「スター・ウォーズ：キャシアン・アンドー」シーズン2のパネル（ステージイベント）が19日に千葉・幕張メッセで開催中の「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」（4月18日～20日）で行われ、主演のディエゴ・ルナと、クリエイターのトニー・ギルロイに加え、主要キャストが集結し、会場は歓喜の声に包まれた。

【画像】女優陣が美の共演！「キャシアン・アンドー」キャストが日本に集結！

　本作は『ローグ・ワン』で帝国の最終兵器デス・スターの設計図を奪取するため、決死の戦いに臨んだ反乱軍の情報将校キャシアン・アンドー（ディエゴ）の過去を描くドラマシリーズ。シーズン2では、いよいよ『ローグ・ワン』へとつながる最後の4年間を全12話で描き出す。

　イベント開催前には、シーズン1に登場した囚人たちのような衣装に身を包んだ集団がステージに上がり、一斉に「One Way Out！」と叫ぶ、作品愛にあふれたパフォーマンスを披露。大盛り上がりのステージに、ディエゴら製作陣と、モン・モスマ役のジュネヴィーヴ・オライリー、ビックス役のアドリア・アルホナ、デドラ役のデニース・ゴフ、シリル役のカイル・ソーラー、そしてK-2SO役のアラン・テュディックが集結すると、会場は熱狂的な声援に包まれた。

　エグゼクティブ・プロデューサーを兼任するディエゴは、シーズン2について「あらゆる意味で壮大なスケールになります。（物語が）『ローグ・ワン』に近づいているため、全ての要素が重要になりますし、シーズン1のキャラクターに加え、シーズン2は数多くの新キャラクターも登場します」と告げると「もちろん、皆さんお馴染みの顔ぶれも登場します」とコメント。そして、シーズン2を観た後で再び『ローグ・ワン』を観るように呼び掛け「全く違う映画に見えるでしょう」と語った。

　シーズン1ではキャシアンの1年間が描かれたが、トニーは、シーズン2では1シーズンで4年間を描くと明かし「3話で1年を表しています。毎週3話ずつ公開していく予定で、実質、毎週映画を公開するようなものです。各々の年の中で、重要な数日を描いています」と自信のコメント。

　またモン・モスマ役のジュネヴィーヴは、シーズン1がモスマの故郷で行われる（娘の）結婚式から始まると明かし、「モスマは暗い領域にも踏み込むことなります。影から抜け出し、声を上げることになるのです」と明かした。

　そして、今日一番の声援を集めたのは、ついにシーズン2から登場するという。アンドーの相棒K-2SO役のアラン。「（K-2SO）を再び演じることを心から願っていました。ずっと前に『2-Fast 2-Furious』っていうスピンオフ企画を売り込もうとしてたんですが、トニーの方がずっと脚本がうまいですからね」と『ワイルド・スピード』にかけたアランのジョークに会場は爆笑。今回はついにアンドーとK-2SOの出会いが描かれると共に「とても重要なシーズンになる予感があるし、その一部となれることは本当に素晴らしいことだと思います」と語った。アンドー役のディエゴも、相棒との再会に感激しきり。『ローグ・ワン』の撮影から7年ぶりだったというテュディックとの再共演に「物事を常にもっと面白く、楽しくしようとする人との仕事ほど素晴らしいものはありません」と感激しきりだった。

　そして最後にディエゴは、「僕たちが初めて参加したロンドンのセレブレーションで、手ぶらで来るのはダメだと学んだんです。そこで、何か特別なものを届けたいと思っていました」と語ると「皆さんにお願いしたいのは、スマートフォンをしまうこと。これからこのスクリーンで最初のエピソードを上映します！」と明かすと会場は割れんばかりの感性に包まれ、大熱狂のなかでイベントは幕を閉じた。（編集部・入倉功一）

「スター・ウォーズ：キャシアン・アンドー」シーズン2、4月23日（水）よりディズニープラスにて日米同時独占配信開始（全12話／毎週3話ずつ配信）