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映画『教皇選挙』視聴者数、教皇死去で3,200%増

日本では劇場上映中の『教皇選挙』
日本では劇場上映中の『教皇選挙』 - (C) 2024 Conclave Distribution, LLC.

 ローマ教皇の死去に伴い枢機卿たちが新教皇を決めるコンクラーベを描いたレイフ・ファインズ主演映画『教皇選挙』(2024)の視聴者数が、現地時間21日にフランシスコ教皇が亡くなったことを受けてアメリカで爆増している。

【動画】『教皇選挙』予告編

 アメリカでは Prime Video で配信中の同作。ストリーミングデータ調査会社Luminateによると、21日(月)は見放題配信開始前でレンタル料を支払う必要があったものの、前の週の月曜の合計視聴時間が96万6,000時間だったところ、690万時間へと急増。さらに22日(火)に見放題配信が始まると1,830万時間へと激増した。ちなみに、前の週の火曜の合計視聴時間は57万4,000時間だった。

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 Luminateはフランシスコ教皇の死と見放題配信開始の二つが視聴者数に大きく影響したとし、「データは、視聴者数が前週比で3,200%増となったことを示しています」とコメントしている。

 エドワード・ベルガー監督の『教皇選挙』は、第97回アカデミー賞で作品賞を含む8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した上質な政治スリラーだ。教皇の死後、コンクラーベを取り仕切ることになった枢機卿のローレンス(レイフ)。世界各国から100人を超える候補者たちが集まって密室での投票が始まるが、陰謀、差別、スキャンダルなどが次々と明るみに出て、彼の苦悩は深まる。コンクラーベの進行プロセスが正確に描かれていると評判なほか、レイフをはじめ、スタンリー・トゥッチジョン・リスゴーイザベラ・ロッセリーニらベテランたちの名演も見ごたえがある。日本では劇場上映中だ。

 フランシスコ教皇の葬儀は26日に執り行われ、コンクラーベは5月6日から12日の間のどこかで開かれるとみられている。(編集部・市川遥)

教皇の死。空いた玉座をめぐる極上ミステリー!映画『教皇選挙』予告編 » 動画の詳細
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