『IT/イット』ビル・スカルスガルド、大量のペニーワイズと共演 ノーメイクで恐怖の笑顔披露

ホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズでおなじみのビル・スカルスガルドが3日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミコン2025」セレブステージに出席し、同作で演じた殺人ピエロ・ペニーワイズにまつわるエピソードを明かした。ステージには、メインMCを務めるIMALU、アメキャラ系ライターの杉山すぴ豊も登場した。
【画像】不気味すぎる…『IT/イット』ペニーワイズ姿のビル・スカルスガルド
コミコン初参加のビルは、「なぜ今回参加したかと言いますと、美しい日本という国にぜひ来てみたいと思ったからです。とても楽しみにしてきました」と告白。東京、沖縄、京都を巡った後、大阪に移動したといい「どの都市もユニークで違うなと感じました。東京はもちろん、京都も美しく、沖縄もとても楽しい場所でした」と和やかに語る。
ビルは、人々を恐怖の底に陥れたホラーアイコン・ペニーワイズ役で一躍ブレイクを果たした。役づくりのために、スティーヴン・キングの原作小説をバイブルとして読み込んだといい、「スティーヴンがペニーワイズをどのようにして生み出したのかを探りながら、原作からヒントを得ていきました。監督が素晴らしかったことも助けになりました」と振り返る。

今年の大阪コミコンは、ペニーワイズのコスプレで参加しているファンも多く、ビルも「メイクアップもコスチュームも全てご自身でされていて、私よりもずっと怖く仕上がっていると思います」とクオリティーの高さに舌を巻く。また、ペニーワイズを上手く演じる秘訣を尋ねられると、「私から言えるようなコツはありません。動き方などは、それぞれ自分らしさを出していけばいいと思います」と回答していた。
そんなビルのために、ペニーワイズをはじめホラー映画史の名キャラクターたちが集結。コスプレイヤーの数の多さに圧倒されたビルは、彼らと共に記念撮影を行い、撮影中は自らペニーワイズの特徴的な笑顔と声を披露するなど、最後までファンを楽しませていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「大阪コミコン2025」は5月4日までインテックス大阪で開催中