トム・クルーズ、撮影してなくてもヘリ操縦!『ミッション:インポッシブル』キャストを自ら輸送していた

飛行機とヘリコプターのライセンスを持つトム・クルーズは、アクションシーンの撮影でなくとも自らヘリを飛ばし、映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のキャスト陣を輸送していたという。インタビューに応じたベンジー役のサイモン・ペッグが明かした。
【動画】『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ファイナル予告編
第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)では自らヘリを操り超絶チェイスシーンを披露していたトム。トムが操縦桿を握るのは、スタントシーンの撮影時だけではない。最新作となる第8弾『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ではとあるシーンの撮影後、キャスト4人の輸送を買って出たのだという。
「トムと一緒だと、すべての瞬間が記憶に残るものになる。彼の周りにいるのはいつだって冒険のようなものだから」と笑ったサイモンは、中でも特に思い出深いという南アフリカでの“キャプテン”トムのエピソードを明かす。
「南アフリカでは、僕たちみんなで車に乗って走る、というシーンがあった。結構長い距離を走ったんだ。それをヘリコプターから撮影していてね。そしてそのシーンの最終地点まで来たら、みんな車から降りてヘリコプターに乗り込み、トムがヘリコプターを操縦して僕らみんなを始めの地点に戻してくれた(笑)」
「僕、ヘイリー(・アトウェル)、ターザン(グレッグ・ターザン・デイヴィス)、ポム(・クレメンティエフ)がヘリコプターの後ろに乗って、トムがずーっと谷を飛んでいって、最初の地点に着陸し、僕たちはまた車に戻るってわけ(笑)。あれは本当に楽しかった。トムは飛ぶのが大好きだし、すごく腕のいいパイロットだ。僕たちは皆、トムが僕らのキャプテンであることに大喜びだった」と舞台裏でも冒険に満ちた『ミッション:インポッシブル』の撮影を振り返っていた。(編集部・市川遥)
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日より全国公開


