『ターミネーター2』から34年 エドワード・ファーロング、ファンの熱量を実感「アメリカより日本の方が人気ある」

SF映画『ターミネーター2』(1991)でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングが2日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミコン2025」のセレブステージに出席。昨年およそ30年ぶりに再来日を果たした心境や、かつてユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でも稼働していた人気アトラクション「ターミネーター 2:3-D」について語った。ステージには、メインMCを務めるIMALU、俳優の辻凪子、アメキャラ系ライターの杉山すぴ豊も参加した。
【画像】超美少年…『ターミネーター2』のエドワード・ファーロング
昨年「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.24」で約30年ぶりに来日したファーロングは、「若い時は頻繁に来日していたのですが、当時のファンはティーンエイジャーでした。昨年、再び来日した時、私と一緒に年齢を重ねて成長したファンのみなさんの姿を見ることができて、とても嬉しく思いました」と感慨深げに語る。
『ターミネーター2』でブレイクしたファーロングは、アルバムをリリースしたり、日本のコマーシャルにも出演するなど、当時日本の多くのファンを虜にした。コミコン会場でも、その熱狂ぶりを実感したそうで、「今日もここに来てクレイジーな気持ちになりました。私はアメリカよりも、日本の方がより人気があるんだと感じたんです」とぶっちゃけていた。
代表作である『ターミネーター2』は、今もシリーズ屈指の人気を誇っている。同作をテーマにしたUSJのアトラクション「ターミネーター 2:3-D」も多くの人に愛され、2023年5月に惜しまれながら営業終了となった。
ファーロングは、同アトラクションについて「『ターミネーター2』の続編のようなものだと感じています。ジェームズ・キャメロン監督のもと、本当に素晴らしい体験ができました。ハリウッドにも同じアトラクションがかつてありまして、よく眺めていました。時々パークに行った時、出演しているのは私なのに、なぜ自分でチケットを払わないといけないのかと思ったりもしていました(笑)」とジョークを交えて振り返り、「今もあるといいのになぁ……」と少し寂しげな表情を見せた。
短い時間ながら、ファンの前で思い出話を披露したファーロング。「いつまでも応援してくださり、とても光栄に思っています。今でもこうして『ターミネーター』の話ができるのは、とても嬉しいことなんです。いつかまた、自己嫌悪に陥ったりすることがあるかもしれないですが、みなさんのことを思い出して、自分を励ましていきたいと思います」と感謝を述べていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「大阪コミコン2025」は5月4日までインテックス大阪で開催中


