『サンダーボルツ*』監督、MCU版『X-MEN』も担当か

　映画『サンダーボルツ*』のジェイク・シュライアー監督が、MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）版『X-MEN』の新作映画でもメガホンを取ることになるかもしれない。シュライアー監督が初期の交渉に入っているとDeadlineなどが報じた。

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　MCUの無法者たちで構成されたチームを描いた『サンダーボルツ*』は、MCU映画として『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』（2021）以来の高評価を獲得。公開6日間で、世界興行収入1億7,732万7,963ドル（約257億円）を上げる好成績を収めている。（数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算）

　マーベルのエグゼクティブたちはこの結果に大変満足しており、シュライアーが現在、『X-MEN』新作映画の監督候補のトップとなっているようなのだという。シュライアー監督が「X-MEN」のコミックの大ファンであることも高評価らしい。脚本は『ハンガー・ゲーム0』『マクベス』『アサシン　クリード』のマイケル・レスリーが執筆し、例のごとくケヴィン・ファイギがプロデュースする。

　『X-MEN』の実写映画シリーズに関しては、長年20世紀フォックスが制作しており、2019年にディズニーがフォックスを買収したことでついにMCUの下での展開が可能になった。新作映画のストーリーなど詳細は不明だが、昨年の脚本家探しから今回の監督探しまでたっぷり時間をかけており、ディズニー／マーベル・スタジオが同作にかなりの力を入れていることがうかがえる。（編集部・市川遥）