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大和悠河&加藤和樹がクイーンとジョーカーの関係性を深掘り『怪盗クイーン』原作者も感心

Cocomi、大和悠河、加藤和樹、内田雄馬、原作者のはやみねかおる
Cocomi、大和悠河、加藤和樹、内田雄馬、原作者のはやみねかおる

 俳優の大和悠河が24日、都内で行われた映画『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』公開記念舞台あいさつに加藤和樹と出席し、本作でそれぞれ演じたクイーンとジョーカーの関係性などについて意見を交わした。この日は内田雄馬(RD役)、Cocomi(イルマ役)、原作者のはやみねかおるも登壇した。

【画像】怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス) フォトギャラリー

 本作は、はやみねかおる・K2商会の小説「怪盗クイーン」シリーズを原作とするアニメーション映画の第2弾。飛行船で世界中を駆け巡る怪盗クイーン(大和)は、パートナーのジョーカー(加藤)と共に変装して客船ロイヤルサッチモ号に乗船するが、それが因縁のある大富豪からのわなであることに気付く。

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 冒頭、クイーンとジョーカーの関係性について聞かれた大和は「ジョーカー君はなんでしょうね……。(クイーンからすると)親心、自分の子供のような感じで最初接しているんです。写真のシーンがあったと思いますけど、自分が育てたという感じ……。自分の友達だけど、素晴らしいところまで育てたというのが(自負のような感情が)クイーンの中にあると思います。目だけギラギラしているジョーカー君を発見した時って、クイーン的には『あっ!』と思うところがあったと思う。昔は子供でかわいかったのになって」と分析する。

 また、大和はジョーカーをクイーンがどう捉えているかも深く考察し、パートナーというより友達としてジョーカーを捉えていると主張する。「友達とかパートナーとか言うんですけど、自分的にはパートナーと言われた方が嬉しい場合もあるんです。クイーンは(ジョーカーをパートナーというより)友達という、そこにこだわる部分があった。クイーンは寂しがり屋だから」とも述べ、内田も「友達という特別な存在。そういうカテゴライズだったと思います」と納得する。

 一方、加藤は、司会者から「ジョーカーの側はパートナーであるとしたいという感覚もあったのでは」と尋ねられると、「ジョーカーにとってのクイーンはある意味での育ての親みたいなところもあるんですけど、彼にとってはライバルみたいなところもあるのかなって。越えるべき存在というか、自分が目指す存在という部分もあったと思います」と分析すると、大和は「それは初めての発見」と感心の表情。

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 さらに加藤は「クイーンに認めてもらいたいという気持ちがあったと思います。もちろんクイーンも認めているけど、まだまだだねっていう部分がある。彼の中のプライドもあって、友達になってしまうと甘えも生じてくる、ずっと一緒にしたいからこそ、(ジョーカーは)パートナーという線引きをしているところがあると感じていました」とジョーカーからの視点がまた違うことを主張。原作者のはやみねは、そんな二人のやりとりに「勉強になります。自分の気づかないところまで分析してくれているんだなって思いました」と感心していた。(取材・文:名鹿祥史)

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