あわや大惨事…『ファイナル・デスティネーション』新作上映中に映画館の天井崩落

アルゼンチンの映画館「Cinema Ocho」で現地時間19日、ホラー映画『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン(原題) / Final Destination: Bloodlines』の上映中に突如天井が崩落する事故が発生した。地元メディア「Infobae」が報じた後、People.comなども伝えている。
【動画】逃れられない死の運命…『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン(原題)』予告編(海外版)
同サイトによると、証言したのは娘や友人と一緒に映画を観に来ていたフィアマ・ビジャベルデさん(29)。映画の終盤に「とても大きな音がした」と証言しており、その後、天井の一部が落ちてきたという。ビジャベルデさんは、頭部直撃こそ回避したものの、打撲を負いX線検査を受ける必要がある。事故後、「もしも娘の頭に当たっていたらと思うと恐ろしい」とも語っている。
ビジャベルデさん曰く、事故当日はもともと映画に行く予定ではなかったが、自身が誕生日だったことから、思い切って劇場に足を運んだという。「私は人混みが苦手なんです。何年も映画に行っていませんでした。でも誕生日だったので行ったら、こんなことになってしまった」と嘆いており、映画館にはチケット返金を求めている。本件に関して、映画館側はコメントしていない。
『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン(原題)』は、絶対に逃れられない「死の運命」に狙われた人々の恐怖を描いた人気ホラーシリーズの14年ぶりとなる新作。悪夢に苦しめられる大学生が、避けられない運命から家族を救うために奔走する。アメリカでは、初週末で興行収入5,160万106ドル(約75億円)を稼ぎ出し、シリーズ最高のオープニング興収を達成している。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)(編集部・倉本拓弥)


