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Aぇ! group・佐野晶哉、松山千春の名曲にハマる

佐野晶哉
佐野晶哉

 アイドルグループ・Aぇ! group佐野晶哉が29日、都内で行われた映画『か「」く「」し「」ご「」と「』 (5月30日公開)の公開前夜祭イベントに登壇し、いつもの笑顔と楽しいトークで会場を盛り上げた。この日は主演の奥平大兼出口夏希をはじめ、菊池日菜子早瀬憩中川駿監督も来場した。

【画像】佐野晶哉、奥平大兼らとブルー系コーデで登壇

 『君の膵臓をたべたい』『青くて痛くて脆い』などで知られる住野よるの同名小説を実写化する本作。少しだけ他人の気持ちが見えてしまう能力を持つがゆえに、気になる同級生・ミッキー(出口)に近づけない京(奥平)など、それぞれが“かくしごと”を持つ高校生たちが織り成す、もどかしくも切ない青春ラブストーリー。

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 冒頭のあいさつ。京の親友でミッキーと幼なじみのヅカ役の佐野は、順番が回って来ても無言で、静かな客席に向かって「誰か名前を呼んでくれるか待っています」と申告して笑いを誘い、あちこちから「晶哉~」とコールされると「あ~、ありがとうございます!」とにっこり。「マスコミさまがいらっしゃるので(気持ちを)切り替えようと(奥平たちと)話をしているんですけど、きっと切り替えずに、この緩~い感じのまましゃべるんですけど、この5人の空気感がそのままスクリーンにも映っていたと思います。仲いい感じで、作品がより一層楽しくなる話をしていこうと思います」と宣言した。

 作品は「全人類」に届いてほしいそうで、23歳で高校生を演じた佐野は「こんなに誰もが共感できる作品はほかにないと思います。ヅカにすごい感情移入した」と明かし、「大人になった方も学生生活は経験していると思うし、大人になってから社会の中で悩んでいる自分自身も肯定してくれるような作品なので、ホモサピエンスのすべての方に届いたらいいなと思います」と壮大な夢を描いた。

 撮影に入る前、キャスト陣は原作者の住野から手紙をもらっており、早瀬が「(自分が演じる)エルみたいな子が幸せになれる世の中であることを作者として願っています」と書かれていたことを話すと、佐野は「素敵なコメント…」とうらやみ、「僕には一文。『真に面倒くさいのはヅカです』と書いてあった」と残念そうにぶっちゃけた。

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 作品にちなみ「○○すぎて、純度100%の涙が溢れ出してしまうもの」を問われた佐野は「大空と大地の中で」と松山千春の名曲をあげ、ひと節歌う。「撮影休みの日に大兼と二人で新潟(ロケ地)の海辺をドライブしながら、この曲を聴いたときにマジで泣きそうになって。『いつの日か幸せを自分の腕でつかむよう』という歌詞が、きっと幸せが目の前にやってくるんや…。自分の腕でつかまなあかんねんな…と沁みて、いまだに聴いています。高校生の役を演じながら松山さんを聴いていました」としみじみと語った。(錦怜那)

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