実写版『リロ＆スティッチ』が特大ヒット！早くもアニメーション版の最終興収超え
全米ボックスオフィス考
先週末（5月23日～5月25日）の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー実写版『リロ＆スティッチ』が興行収入1億4,601万6,175ドル（約212億円）の特大ヒットで断トツの首位デビューを果たした。ディズニー実写映画としては、2019年公開の『ライオン・キング』、2017年公開の『美女と野獣』に続き歴代3位となるオープニング興収だ。（数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算）
戦没将兵追悼記念日（メモリアル・デー）で祝日だった月曜までの4日間オープニング興収は1億8,260万626ドル（約265億円）。2022年公開の『トップガン マーヴェリック』（4日間オープニング興収1億6,051万4,980ドル・約233億円）を抜き、メモリアル・デーを含む4日間オープニング興収で歴代最高記録を樹立した。世界興収は3億6,120万626ドル（約524億円）に達し、早くも2002年のアニメーション映画版『リロ＆スティッチ』の最終興収2億7,314万7,061ドル（約396億円）を大幅に上回っている。
2位には、トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』が興収6,403万6,428ドル（約93億円）で初登場。第8弾にしてシリーズ最高のオープニング興収を記録した。メモリアル・デーを含む4日間オープニング興収は7,904万1,120ドル（約115億円）で、世界興収は2億604万1,120ドル（約299億円）となっている。（編集部・市川遥）
5月23日～5月25日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。（）は先週の順位。
1（初）『リロ＆スティッチ』
2（初）『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』
3（1）『ファイナル・デスティネーション：ブラッドライン（原題） / Final Destination: Bloodlines』
4（2）『サンダーボルツ*』
5（3）『罪人たち』
6（初）『ザ・ラスト・ロデオ（原題） / The Last Rodeo』
7（7）『フレンドシップ（原題） / Friendship』
8（4）『マインクラフト／ザ・ムービー』
9（5）『ジ・アカウンタント2（原題） / The Accountant2』
10（6）『ハリー・アップ・トゥモロー（原題） / Hurry Up Tomorrow』