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吉沢亮&横浜流星共演『国宝』知っておきたい歌舞伎の知識 公式サイトで解説

映画『国宝』より吉沢亮、横浜流星
映画『国宝』より吉沢亮、横浜流星 - (C) 吉田修一/朝日新聞出版 (C) 2025映画「国宝」製作委員会

 「悪人」「怒り」などの吉田修一の小説を吉沢亮主演、横浜流星共演により映画化する『国宝』(6月6日公開)。歌舞伎の世界を舞台にした本作では吉沢、横浜らが長期に及ぶ鍛錬のもと吹替えナシで臨んだ圧巻の歌舞伎シーンが見もの。本作を鑑賞する前に、知っておくとより作品を楽しめる豆知識が公式サイトで紹介されている。

【画像】吉沢亮・横浜流星・渡辺謙・田中泯、圧巻の歌舞伎シーン<16枚>

 本作は、原作者の吉田が3年の間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験をもとに書き上げた同名小説を原作に、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に人生を捧げる喜久雄の50年を追う一代記。上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、女形の才能を開花させていく喜久雄に吉沢、半二郎の実の息子として生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介に横浜、二人に厳しく指導する歌舞伎界のスター、花井半二郎を渡辺謙が演じる。監督を、映画『悪人』2010)、『怒り』(2016)に続いて李相日監督が担った。

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 劇中では、吉沢・横浜・渡辺・田中泯、そして若かりし喜久雄と俊介をそれぞれ演じる黒川想矢越山敬達らが歌舞伎を披露。「関の扉」「連獅子」「二人藤娘」「二人道成寺」「曽根崎心中」「鷺娘」などの演目が、公式サイトで解説されている。

 さらに女性の衣装の違いによる身分の表現、女形の成り立ち、大向う(おおむこう)、襲名などの用語も説明されており、特に歌舞伎に触れたことがない人にはうってつけのガイドとなっている。監修は、早稲田大学演劇博物館館長、歌舞伎学会会長の児玉竜一。(石川友里恵)

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