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『リロ&スティッチ』実写版リロ&ナニ役はどんな人?800人超えオーディションから大抜てき

厳しいオーディションを勝ち抜いた二人が抜てき!実写版リロ役のマイア・ケアロハ(左)&ナニ役のシドニー・アグドン(右)
厳しいオーディションを勝ち抜いた二人が抜てき!実写版リロ役のマイア・ケアロハ(左)&ナニ役のシドニー・アグドン(右) - (C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 破壊のために生み出されたエイリアンとひとりぼっちの少女の交流を描いた、人気ディズニーアニメーションの実写映画版『リロ&スティッチ』(6月6日全国公開)。同作の主人公・リロ役のマイア・ケアロハと彼女の姉・ナニ役のシドニー・アグドンは、共に大規模なオーディションで選ばれたハワイ出身の新鋭だ。

【画像】かわいい!実写版リロ役のマイア・ケアロハ

 主演のマイアは、リロと同じくフラダンスと動物が大好きで工作が得意な少女。全米規模で実施されたオーディションで800人を超える候補者の中から、同役を勝ち取った。マイアは、リロ役に決まった当時を「将来は女優になりたいと思っていたときに“ハワイでリロ役のオーディションをやります”ってニュースを見て、『大変だ! 夢がかなうかもしれない!』ととても嬉しかったのを覚えています。リロ役に決まったときは言葉を失って泣いてしまいました」と嬉しそうに振り返る。

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リロ役のマイア・ケアロハ - (c)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 プロデューサーのジョナサン・アイリックは、彼女を「リロそのもの」と絶賛しており、「この作品ではハワイで育つ、少し変わっていて愛と好奇心にあふれた少女をリアルに演じられる女優が必要だった。候補者の中で彼女はただ1人、リロの性格や元気さ、そして好奇心そのものを体現していた」と評価。メガホンを取ったディーン・フライシャー・キャンプ監督も「彼女を見た瞬間に、私たちはリロを見つけたと確信しました。スクリーンに映るリロは単にマイアが演じているわけではなく、彼女が多くの努力と想像力で作り上げたキャラクターです」と彼女の才能を認めている。

 同じく、ナニ役のシドニーも米ハワイ州カウアイ島出身の新鋭俳優で、彼女の自然体な演技と存在感に魅了された制作陣は、オーディションの時点で「彼女こそがナニだ」と確信していたという。エグゼクティブプロデューサーのライアン・ハルプリンは「シドニーはナニの物語に込められたテーマに深く共感し、非常に感情豊かな演技でキャラクターを生き生きと描き出してくれました」とシドニーを絶賛した。

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ナニ役のシドニー・アグドン - (c)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 実写版のナニは、幼いリロの“唯一の保護者”としての責任を背負う一方で、将来への夢や若さゆえの葛藤に悩む姿がリアルに描かれている。多くの人の共感をさそうナニについて、キャンプ監督は「6歳の子どもが社会福祉局によって姉と引き離されるような状況を実写映画として描く以上、その関係性を現実として観客に感じてもらう必要がありました。表面的に描いては成立しない。シドニーは、責任感と若々しさを併せ持つ“姉”という存在を見事に体現してくれました」と語っている。

 予告編公開時から、アニメーション版のリロ&ナニにそっくりだと注目されていたマイアとシドニー。二人を起用したキャンプ監督は「マイアとシドニーは、リロとナニそのものだよ。彼女たちの自然な演技とハワイ文化への理解が、この愛すべき姉妹に新たな命を吹き込んでいる」と太鼓判を押した。(編集部・倉本拓弥)

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