成田凌&仲村トオル、福山雅治主演『ブラック・ショーマン』に出演決定 事件の“容疑者”と“被害者”役

「ガリレオ」シリーズの原作者・東野圭吾のミステリー小説を、福山雅治主演で実写化する映画『ブラック・ショーマン』(9月12日全国公開)の新キャストが発表され、俳優の成田凌と仲村トオルの出演が明らかになった。二人はそれぞれ、事件の容疑者の一人とされる天才漫画家と、物語の発端となる事件の被害者にふんする。
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原作は、国内累計発行部数78万部を突破する小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)。巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつく超一流マジシャン・神尾武史(福山)と、実の父親を何者かに殺された武史の姪・神尾真世(有村架純)がバディを結成し、謎の殺人事件に挑む。
成田が演じる天才漫画家・釘宮克樹は、殺人事件の“容疑者の一人”として疑いの目をかけられる人物で、真世の中学校時代の同級生。大ヒット漫画「幻脳ラビリンス」の原作者として、地元で知らない人はいない。中学生時代は地味な生徒だったが、今や町一番の出世頭という役どころを演じた成田は、「福山さんとご一緒できたこと、有村さんをはじめとする同世代の方々と共演できたことはとても刺激的で、自分を奮い立たせていただきました。現場レベルでたくさんの驚きや感動があったので、完成したらどうなっちゃうんだといまから楽しみです」と撮影時を振り返りながら、共演した二人への想いを語った。
一方、仲村ふんする神尾英一は武史の兄であり真世の父親。元中学校教師で、物語の発端となる殺人事件の“被害者”だ。仲村と福山は、本作が初共演。撮影を終えた仲村は「レベルの高いエンタメ作品に仕上がると思いますが、兄弟や父娘のとても深く、温かく、でも切なさもあるような〈絆〉のストーリーが底辺には流れていて、多くの人に共感していただけるような作品だと思います」と期待を寄せた。
成田と仲村のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
成田凌
この度はブラック・ショーマンに出演させていただきありがとうございました。
久々の田中監督、優しく、つよく、現場を包み込み、俳優部に寄り添ってくださったので、僕は最大限自分の力を発揮できたと思います。
そして、福山さんとご一緒できたこと、有村さんをはじめとする同世代の方々と共演できたことはとても刺激的で、自分を奮い立たせていただきました。
現場レベルでたくさんの驚きや感動があったので、完成したらどうなっちゃうんだといまから楽しみです。みなさまもぜひご期待ください。
仲村トオル
東野さん原作、主人公が福山さんという【黄金タッグ】で、既に素晴らしい作品があるので、お声掛けいただいたときは嬉しかったですし、世界観を乱さず力になれるように、と当初はプレッシャーめいたものがありました。
レベルの高いエンタメ作品に仕上がると思いますが、兄弟や父娘のとても深く、温かく、でも切なさもあるような〈絆〉のストーリーが底辺には流れていて、多くの人に共感していただけるような作品だと思います。


