新しい学校のリーダーズ・SUZUKA「10年前は全く想像していなかった」 ファンに感謝

4人組ダンスパフォーマンスユニット・新しい学校のリーダーズが6日、都内で行われた映画『青春イノシシ ATARASHII GAKKO! THE MOVIE』(公開中)の初日舞台あいさつに出席。自身のライブドキュメンタリー映画の公開に感慨深げな表情を見せた。
本作は2024年、世界最大の音楽フェス・CoachellaのGobiステージで大トリを飾り、その後、日本含む全世界33都市でワールドツアーを敢行し計11万人を動員した、新しい学校のリーダーズのライブ&ドキュメンタリー映画。「Nippon Calling Tour 2024」の千秋楽を飾った、2024年12月22日の国立代々木競技場第一体育館のライブの模様を収録している。舞台あいさつ終了間際には清水恵介監督も飛び入りし、本作の完成をメンバーと共に喜んだ。
SUZUKAは「初めての体験なので、すごく感慨深いですし、どういう感情で処理すればいいかわからない。でも、新しい学校のリーダーズが実際に存在しているという姿をスクリーンで見せることができたのは嬉しい。光栄の極みでございます!」と喜びいっぱいの表情でコメント。「(舞台あいさつですけど)歌いたくなっちゃうし、踊りたくなっちゃうし、それはファンのみんながいるから……。でも今日はおとなしく我慢します」とも話すと、ファンから大声援が飛んだ。
RINも「今日観てきて冒頭から涙が出すぎてしまった。何回私は泣くんだろうって数えたら合計33回泣いていました」と感慨深げ。KANONも「日本でも世界でもライブをしていて、4人でいつも幸せだなと思いながら活動しているんですけど、映画を見ると今のこの状態が決して当たり前じゃないんだって思いました」と感想を述べる。MIZYUも「代々木第一体育館のライブの後、2024年のワンマンライブが終わった後の4人のインタビュー姿が、自分も他のメンバーも滲み出るオーラがあって、青春そのものでした。生々しいドキュメンタリーの感じが私は大好きでした」と話した。
SUZUKAは「10年前はこんなファンのみんなとの関係が築ける、部長みたいな存在になるなんて全く想像していなかった。自己満でこのまま一生終えるのかなっていうくらい……。当時はそれでも全然良かったの。でも、ここ2、3年、ファンがどんどん増えて、ドキュメンタリーを通して、みんながライブに来てあんだけ青春してくれてたんやって……。やばい気はしてたけど、具体的な(ファンのみんなの)ディテールをやっと知れて良かった」としみじみ。「私がファンをどう思うかというと、快適なベッドでエクスタシーの原点のような存在。(映画を通じて)『こちとら部長頑張るよ!』って気持ちにあなたたち(ファンが)させてくれた。ありがとう」と呼びかけていた。(取材・文:名鹿祥史)


