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「べらぼう」福原遥&宮沢氷魚、色香漂う駆け引き話題

第22回より誰袖花魁(福原遥)と田沼意知(宮沢氷魚)
第22回より誰袖花魁(福原遥)と田沼意知(宮沢氷魚) - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の8日放送・第22回では、福原遥演じる花魁・誰袖の田沼意知(宮沢氷魚)への猛アタックが開始。視聴者の間ではきな臭い話に首を突っ込み、スパイ化しようとするさまに肝を冷やす声が相次ぎ、意知もろとも“フラグ”との見方もある(※一部ネタバレあり)。

【画像】意知(宮沢氷魚)を押し倒す誰袖

 第22回では、意知が引き続き蝦夷地の上知(領地を召し上げること)計画を進めるため、松前藩がロシアと抜荷(密貿易)を行っている証拠を突き止めようと画策。宴会の場でそれを盗み聞きした誰袖は、意知に協力することと引き換えに身請けを迫る。

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~以下、第22回のネタバレを含みます~

 どうやら誰袖は意知による身請けを本気で考えているようで、「主さんは仏さまがわっちのためにおつかわしになったお方」と意知に迫る。意知は「よしておけ。女だてらに間者など。しくじればどうなるやもしれぬ危ない役目だ」とくぎを刺すが、誰袖はおかまいなしに「わっちは松前にかかわるお方にあの日聞いたことをお知らせすることもできるのでありんすよ」と脅しともとれぬ物言い。

 のちに、運よく松前道廣(えなりかずき)の弟で、松前家の江戸家老・松前廣年(ひょうろく)が大文字屋へ。誰袖は初会にもかかわらず廣年に煙管を勧め、すり寄ると彼の腕飾りに目をつけ、上目遣いで色香たっぷりに誘惑。お座敷遊びのゲームで“釣ろうよ”“釣ろうよ”の声が響く中、たちまち誰袖に心を奪われた様子の廣年に「“釣られ”ちゃいましたね」「チョロい」「これは落ちちゃうな」とざわざわ。次に誰袖は、廣年の琥珀を使った腕飾りが松前とロシアの抜荷の証になるのではないかと、意知と“交渉”。

 意知は「オロシャ産のモノを持っているだけでは抜荷の証拠にはならない」といい、「これで間者ごっこはよしにしておけ」とあしらおうとするも、誰袖は「では…この際、弟君にその蝦夷を通らぬ抜荷とやらをやらせては?」と食い下がり、廣年の金回りがよくなさそうな様子も見て儲け話を持ち掛ければ乗ってくるのではないかとの企みを話した。

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 「身請けをしてくださるなら、この先を進めてもよろしゅうありんす」と迫る誰袖に、意知は身請けなら土山にねだった方が早いのではないかと訝しがるが、「わっちは…吉原一の二枚目好みにござんして」と切り出すと意知を押し倒し、彼の顔を日がな一日眺めて過ごしたいと迫り、勢いに押され話をのみ本名を明かす意知に「田沼様乗っちゃった!」「誰袖いつからこんな子になっちゃったの?」「何考えてるんだ?」「思ったより怖い女だった」「どんどんヤバくなっていくな誰袖」「つええ…」といった驚きと共に「おとり捜査は危険」「嫌な予感しかない」「二人ともフラグが…」と不安も相次いだ。

 ここへきて大活躍の兆しの意知。7日には演じる宮沢氷魚が意次役の渡辺謙とともに静岡県牧之原市で行われたトークショーに登壇。「今回半年ぶりの訪問でお話うかがった時に、半年間かけて意知を演じてきたことで、一個一個パズルのピースのようにはまっていくのを実感して、意知という人物を理解できたという感じがしました。牧之原の皆さんからのあたたかいコメントや思いを胸に、1年間撮影してきました。クランクアップの時に、牧之原のことや皆さんの顔を思い出して、少しでも皆さんのためになれていたらと思います」とコメント。

 第22回のラストはついに蔦重と対面する様子が描かれたが、「この先、意知は蔦重の力を借りながら、色々行動を起こしていきます。意知の最期はもちろん、その先の「べらぼう」も最後まで見ていただけたらうれしいです」とも話している。(石川友里恵)

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