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竹内涼真、背中を押してくれた唐沢寿明の名言振り返る「今でもグサッと刺さっています」

竹内涼真
竹内涼真

 俳優の竹内涼真が11日、都内で行われたテレビ朝日系ドラマ「看守の流儀」(6月21日午後9時~)の会見に出席し、“自分の背中を押してくれた人”の話題で唐沢寿明の忘れられない言葉を振り返った。

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 本作は、「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家・城山真一が石川・金沢にある加賀刑務所を舞台に描いた同名ミステリー小説が原作。情熱あふれる刑務官が一人の受刑者に向けた温情が大事件を引き起こしていく。竹内は「受刑者に生きる希望を与えることが看守の使命」と信じる若き刑務官・宗片秋広を演じる。会見には木村文乃北村一輝も出席した。

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 撮影は2年前に京都で行われた。竹内は「2年前の撮影で、テレビ局の人はもうこのドラマのことを忘れてしまったのかなって……」と本作の完成に、座長としてホッとした様子。木村、北村、共に初共演だったとも明かし「木村さんの作品は見ていましたし、こういうタイミングでご一緒するのは縁があるんだろうなって思いました。あまり(共演者と)話さないと聞いていたんですけど、撮影が始まると、結構喋りました。木村さんと話していて現場っていいなと思いました。とても楽しい、いい時間が過ごせました」と木村の印象を振り返る。

 木村も竹内について「みんなと分け隔てなく話しに行くイメージを持っていました。すごく優しくて、兄弟のような距離感で接してくれて嬉しかったです。竹内さんのおかげで2週間楽しく過ごすことができました。老若男女問わず、愛される方だと思います」と竹内の人柄を絶賛。竹内は「主演が現場で愛されなかったらアウトですからね」と照れ笑いを見せた。

 竹内は、北村についても「めちゃくちゃ優しかった。現場で一番チャーミングでした」と紹介したが、北村も竹内との共演が印象的だった様子。北村は「いろんな主演がいますけど、竹内さんはわかりやすく、素の人間で素のお兄ちゃん。常にフラットで、分け隔てなく、いつもこのまま。すごく気持ちのいい人だと思いました」と紹介して笑顔を見せた。

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 竹内は撮影場所となった京都についても振り返り、「一か月いたんですけど、京都ラブになっていました。撮影所からロケに出る際、スタジオの人が手を振って見送ってくれるんです。リスペクトしあう感じがすごく好きでした。僕には合っていると思いました」と述べた。

 最後に“自分の背中を押してくれた人”が話題に上がると、竹内はプライベートでも仲が良いという唐沢寿明とのエピソードを紹介。「食事に行くと、2、3時間に一回、めちゃくちゃいい名言が飛び出す人なんです。それをアンテナを張り巡らせ、キャッチしています。今も心に残っている言葉は、“なんでも許すことが大事だ”とおっしゃったこと」と唐沢の金言を回顧。「“”好きな人も作品も許せないと本当の愛情じゃない”って。それが今でもグサッと刺さっています。自分がカッとなったり、熱くなったりした時は、唐沢さんの顔が浮かんできて、まず許そうと思えるようになりました」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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