日曜劇場「VIVANT」続編決定!2026年放送、堺雅人が続投

2023年7月期に放送されたTBS日曜劇場「VIVANT」の続編制作が決定し、2026年の日曜劇場枠で放送されることが決定した。11日、主演の堺雅人が同局の情報番組「THE TIME,」(月~金、午前5時20分~午前8時)に生出演し、自ら発表した。
「VIVANT」は、国内外で諜報任務を行う特殊部隊「別班」に所属する主人公・乃木憂助(堺)の活躍を描いた完全オリジナルのアドベンチャードラマ。国際的なテロ組織「テント」のリーダー、ノゴーン・ベキ(役所広司)につながる情報を集めていく乃木は、ベキが生き別れた実の父親であるという真実に直面する。残酷な運命と対峙する乃木は、自らの手でベキを暗殺することになる。
2023年夏に放送された本作は、謎が謎を呼ぶ予測不能なストーリーと他では見られない豪華キャストの競演が多くの視聴者を魅了し、最終回の世帯平均視聴率は19.6パーセント(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、社会現象を巻き起こした。また、1話から10話までのタイムシフトを含むテレビ放送の総視聴人数は6,000万人超えという驚異的な数字をたたき出し、テレビドラマの復権を印象付けた。
その功績が高く評価され、「東京ドラマアウォード2024」では連続ドラマ部門グランプリ、「第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」では最優秀作品賞をはじめ主要部門を多数受賞。世の中のトレンドの指標となる「Yahoo!検索大賞2023」ではドラマ部門1位、「2023 第36回 小学館DIMEトレンド大賞」ではエンタメ・カルチャー部門金賞、「TVerアワード2023」では特別賞などの各賞を受賞したほか、海外バイヤーが選ぶ、海外に売りたい日本のコンテンツに与えられる「MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama 2023」でグランプリに選出されるなど、国内外で高い評価を獲得した。
続編では、主演の堺と原作・演出を務めた福澤克雄監督が再タッグ。前作のラストシーン直後から始まる、続きの物語になるという。今作でも海外ロケを敢行するといい、再び乃木が世界を駆け巡る。(編集部・倉本拓弥)


