「VIVANT」続編、モニュメントに異変 “T”だけ倒れ…再燃するノゴーン・ベキ生存説

堺雅人が主演を務めるTBSの日曜劇場「VIVANT」(2023)の続編が、2026年の日曜劇場枠で放送されることが決定し、赤坂サカス広場でVIVANTモニュメントの再展示がスタートした。しかし、モニュメントにはある異変が起きており、SNSで早くも考察が始まっている。
「VIVANT」は、国内外で諜報任務を行う特殊部隊「別班」に所属する主人公・乃木憂助(堺)の活躍を描いた完全オリジナルのアドベンチャードラマ。続編は、前作ラストシーンの直後から、物語が始まるという。
現在展示されているモニュメントは、前作と同じく「VIVANT」の文字を並べたものだが、続編では最後の「T」が倒れており、岩のような物体が散りばめられている。TBSの情報番組「THE TIME,」(月~金、午前5時20分~午前8時)で続編を発表した堺も、モニュメントを見て驚いた顔を見せ、Tの下に散らばった岩には「フローライト?」(=劇中に登場した莫大な利益を生み出す希少な資源)と反応していた。
「VIVANT」の文字は、作品のメインビジュアルに描かれた主要人物の組織を表しているとされている。最初と3番目のVは別班の黒須(松坂桃李)と乃木、Iは医師の柚木薫(二階堂ふみ)、ANは公安の野崎(阿部寛)、Tはテロ組織「テント」のノゴーン・ベキ(役所広司)だ。
SNSでは、「Tが倒れているのはベキが死んだから」「倒れたTはテント解体?」と最終話で乃木が実の父であるベキを射殺した展開を踏まえたものだという声が上がっている。
一方で、ベキは最終話OA直後から生存説が囁かれており、ベキの生存を表しているのではという考察もあがっている。乃木は、銃撃の際に急所を外すことができるスキルの持ち主で、最終話では、テントのNo.2であるノコル(二宮和也)に「皇天親無く惟徳を是輔く(こうてんしんなく、ただとくをこれたすく)」(=天は公平で、特定の人をひいきすることはなく、徳行のある者を助けること)という意味深な漢文を残していた。また、「VIVANT」(VIVAN)はフランス語で「生きている」「活気のある」「命のある」という意味がある。
「THE TIME,」では、このモニュメントが続編のヒントになっていることが言及されていた。展示は、今月29日まで行われるという。(編集部・倉本拓弥)


