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「べらぼう」歌麿は「蔦重の女房ポジ」 背中押す一言に反響

第23回より歌麿(染谷将太)
第23回より歌麿(染谷将太) - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の15日放送・第23回では、いよいよ蔦重(横浜)が日本橋進出に動き出す展開となり、相棒ともいうべき喜多川歌麿(染谷将太)の一言が「まるで嫁」と注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。

【画像】反響呼んだ蔦重、異例の階段落ち

 第23回「我こそは江戸一利者なり」では、大田南畝(桐谷健太)がブレイク。狂歌の指南書「浜のきさご」飛ぶように売れ、蔦重も江戸一の目利き、利き者と呼ばれるように。すると、和泉屋(田山涼成)や、吉原細見の改めを請け負う小泉忠五郎(芹澤興人)や、勘定組頭の旗本・土山宗次郎(柳俊太郎)らが口々に、蔦重に「次は日本橋か」と提案。駿河屋(高橋克実)は「近頃いい気になってやしねえか」「吉原あっての蔦屋だろう」と猛反対するが、書物問屋の須原屋(里見浩太朗)の説得、そしてある理不尽な事件を機に、蔦重は日本橋に進出する意志を固める。

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 吉原への恩と、店の発展の狭間で葛藤する蔦重の背中を押したのが、歌麿の「行きなよ蔦重。何がどう転んだって俺だけは隣にいっからさ」という一言。そのシンプルだが温かい言葉は、みるみるうちに蔦重を笑顔にさせ、SNSでは「歌麿はほんとに蔦重が好きでついていくんだよね」「完全に女房やん」「歌は女房ポジションだわ」「歌麿、奥さんだなもうw」「言ってることが嫁やん」と微笑ましく見る声が続々と寄せられた。

 前の場面では、須原屋が蔦重にとって日本橋に店を出すことが必要不可欠である説得力大の理由を説明。須原屋は、亡き平賀源内(安田顕)の遺志をくむかのように「おまえに日本橋に出てもらいてえ。あの源内さんのためにもよ。おまえさんはな、今江戸で一番おもしれえものを作ってるんだ。そいつをこの日本の津々浦々まで流すということはこの日本の人々の心を豊かにするんじゃねえのか。耕書堂って名前にはそういう願いが込められていたんじゃなかったのか」と蔦重を激励。蔦重が駿河屋に階段から落とされた際には満身創痍で一歩一歩、階段を上がり、日本橋に店を出すことが吉原への恩返しになると説得しようとする姿に「初めて階段を上った!」「すばらしい演出」「蔦重成長したね」と胸アツの声で沸いた。

 冒頭には現役幕内力士の若元春遠藤錦木が関取役で登場し、横浜流星との共演が注目を浴びたほか、長谷川平蔵宣以(中村隼人)が蔦重と再会し、宴会の場面では久々のシケを披露。南畝に稀代のモテ男・在原業平にちなんで「ありがねはなきひら」と命名されていた。

 なお、次週・第24回の総合テレビでの放送は、都議会選挙の開票速報のため夜7:14~の前倒しとなる。(石川友里恵)

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