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「キャスター」最終話、43年前の真相判明も「続編ありそう」の声 謎の男(寺西拓人)の登場にも反響【ネタバレあり】

真実にたどり着いた進藤は……「キャスター」最終回より
真実にたどり着いた進藤は……「キャスター」最終回より - (C)TBS

 阿部寛主演の日曜劇場「キャスター」が15日に最終回を迎えた。43年前の事件の真相が明かされると共に謎も残され、Xでは視聴者から「続編ありそう!」などの声があがった。(以下、最終話のネタバレを含みます)

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 本作は、民放テレビ局JBNの報道番組「ニュースゲート」を舞台に、型破りなニュースキャスター・進藤壮一(阿部)が、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。最終回では、原子力関連施設が集中する芦根村を舞台に、43年前に起きた自衛隊輸送機の墜落事故と、父・松原哲(山口馬木也)の死の真相に進藤が迫る。

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 第9話で番組プロデューサー・山井(音尾琢真)の死に直面した進藤は、それでも取材を続け、事件の真相を求めてJBN会長・国定(高橋英樹)へとたどりつく。かつて哲の部下だった国定は、共に墜落事故を取材していたが真実は報道されず、哲は根拠のないバッシングにさらされ、ガス爆発で命を絶った。しかし進藤は、引火に使った哲のライターが国定の机にあることを突き止め、国定が哲を裏切ってバッシング記事を書き、進藤宅にライターを投げ入れた犯人だと考え、全国民の前で罪を告白させようとする。

 一方、ニュースゲートの編集長・市之瀬(宮澤エマ)が反社会勢力の親族だったというスキャンダルが週刊誌に載ると共に、羽生前官房長官(北大路欣也)の他殺説と国定が関与した疑いまで持ち上がり、進藤は国定に番組での会見を提案。その会見の場で、羽生の毒殺に関与したのは、芦根村の利権に関わっていた地元大企業・景山重工の会長・景山英嗣(石橋蓮司)だったことが明かされた。

 その後、墜落した輸送機にはプルトニウムが積まれていたこと、哲はその事実をつきとめたが、放射能漏れはなく、放射性物質は生涯をかけて安全に処理するという羽生との約束と風評被害を防ぐために記事を出さなかったことが判明。しかし、当時新人だった国定の不注意によって記事の存在を知った景山の指示で、哲が殺害されていたことが明かされ、Xでは視聴者から「真犯人、会長じゃなかったのか」「コイツが真犯人か」「会長疑ってごめんね」などの声があがった。

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 積まれていたプルトニウムは在日米軍の核兵器に転用するためのものであり、それが公になれば国は分断されてしまう。進藤はこの事を報じない苦渋の決断を下し、代わりに国定は会長職から退くことを承諾。「わたしたちの時代はもう終わりだ。JBNを、報道を君たちに託す。いつの日か、この国を根底からぶっ壊してくれ」と進藤に告げた。

 終盤では、景山が捕まったことで、その実行部隊だった闇組織「トゥゲザースペース」が一斉検挙され、山井爆殺の実行犯、山井の父・和雄の襲撃犯も捕まったことが判明。さらに、進藤が追ってきた違法賭博事件、中学校での盗撮事件、違法臓器ビジネスも全てつながっていたことが明らかになった。

 しかし、組織のボスと、かつて進藤の妻・恭子(相築あきこ)を襲撃した犯人は捕まっていないこと、そのボスには「足が悪い」という情報しかないことも判明する。そして、恭子と進藤の娘・すみれ(堀越麗禾)を眺める、“謎の男”(寺西拓人)が登場。謎の男が、すみれを見ながら「今度は彼女を狙うんですか?」と電話で何者かに告げると、その報告を受け、右足を引きずりながら立ち去る正体不明の人物の後ろ姿が映し出された。

 真の黒幕の存在を示唆するラストに、Xでは「これ絶対続編作るやつじゃん」「謎残して終わる系か」「これ絶対続編作る気満々やん!」など続編を期待する声が。寺西が演じる“謎の男の正体も不明のまま幕を閉じたため「テラさん悪役も似合いますね、、、そして続編ありそうな感じしかしないですよ、、」「テラめっちゃ重要な役どころっぽいのにこの感じ…続編待ってます!!!」などの声が寄せられた。(編集部・入倉功一)

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