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タイトル未発表のDC新作映画、製作中止

DCに関するプレゼンテーションを行うジェームズ・ガン&ピーターサフラン共同CEO(2025年5月撮影)
DCに関するプレゼンテーションを行うジェームズ・ガン&ピーターサフラン共同CEO(2025年5月撮影) - Kevin Mazur / Getty Images for Warner Bros. Discovery

 DCスタジオ共同CEOのジェームズ・ガンが、製作許可が降りていたDC新作映画(タイトル未発表)をボツにしたことを、Rolling Stone のインタビューで明かした。

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 ガンとプロデューサーのピーター・サフランが舵を取る新DCユニバースでは、第1章「Gods and Monsters(神々と怪物たち)」として新作映画5本がラインナップされている。ガン監督が手がける『スーパーマン』(7月11日日米同時公開)をはじめ、いずれもタイトルは発表されており、製作中止となった企画はそれ以外のものと見られる。

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 ガンによると、ボツになった企画は「みんなその映画を作りたがっていたし、製作許可も下りて、すぐにでも始められる状態だった」という。しかし、肝心の脚本に問題があったそうで「脚本が良くない映画は作れない」と中止の決断に至った。

 スーパーガールの単独映画やグリーン・ランタンの新ドラマ「ランタンズ(原題) / Lanterns」など、撮影が終了した新作はどれも脚本がよくできているそうで、ガンは「私たちは運が良かったのか、選択が賢明だったのか、もしくはその両方かわからないが、素晴らしい脚本を手に入れられている」と自信をのぞかせた。

 またガンは、脚本の完成を待たずに映画を製作すること自体が問題だと指摘。「人々が映画を観たがらなくなったからではない。家庭のスクリーンが高性能になったからでもない。映画業界が衰退している一番の理由は、脚本が完成していないのに映画を作っていることだ」と強く語っている。(編集部・倉本拓弥)

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