広瀬すず&松下洸平の夫婦ショットも！『遠い山なみの光』場面写真11点一挙公開

　ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロの長編デビュー作である同名小説を、広瀬すずが主演し、『ある男』の石川慶監督が監督を務める『遠い山なみの光』（9月5日全国公開）の劇中場面写真11点が一挙公開された。

【画像】ミステリアスな二階堂ふみが…『遠い山なみの光』場面写真

　本作は、1950年代の長崎と1980年代のイギリスを舞台に、戦後の長崎で原爆を経験した母の記憶と、そこに隠された「嘘」を巡るヒューマンミステリー。日本人の母とイギリス人の父を持ち作家を目指すニキは、長崎で被爆して戦後イギリスへ渡った母・悦子の半生を作品にしようとする。ニキに請われた悦子は、口を閉ざしてきた過去の記憶、特に戦後間もない長崎で出会った佐知子と、その幼い娘との夏の思い出を語り始めるが、ニキはその物語の食い違いに気づき始める。

　長崎での悦子を広瀬が演じ、佐知子役を二階堂ふみ、イギリス時代の悦子役を吉田羊、ニキ役をカミラ・アイコが務める。さらに悦子の夫・緒方二郎を松下洸平、その父親・緒方誠二を三浦友和が演じ、日本パートでは、うどん屋の藤原役を柴田理恵、高校教師の松田重夫役を渡辺大知が務める。

　場面写真は1950年代の長崎で暮らす主人公の悦子（広瀬）と夫・二郎（松下）の日常が垣間見える夫婦のショットや、悦子が長崎で知り合う佐知子（二階堂）とその娘の万里子の姿を捉えたもの。また、二郎の父・誠二（三浦）や、うどん屋の藤原（柴田）、高校教師の松田（渡辺）の姿なども確認できる。（加賀美光希）