乃木坂46・賀喜遥香＆筒井あやめ、プラモ部員役で“もう一度青春を体感”「量産型ルカ」W主演に歓喜

　乃木坂46の賀喜遥香と筒井あやめが、28日に都内で行われた、ダブル主演を務めるテレビ東京の木ドラ24「量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-」（毎週木曜深夜24時30分～）の記者会見に出席し、「もういっかい青春ができた」という本作について語った。この日は共演者の山崎竜太郎、小林桃子、尾本侑樹奈（LINKL PLANET）、岡田義徳も出席した。

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　本作は、元乃木坂46の与田祐希が主演を務めたホビー・ヒューマンドラマ「量産型リコ」を受け継ぐ新たな“量産型”シリーズ。乃木坂46から賀喜と筒井をダブル主演に迎え、とある学園のプラモデル部を舞台に、性格も好き嫌いも違う“二人のルカ”による高校生活最後の青春を描く。「量産型リコ」に引き続き、BANDAI SPIRITS の協力のもと、各話に実在するさまざまなプラモデルが登場しており、第1話は量産型シリーズの始まりのプラモデルである「量産型ザクII」が登場する。

　主人公・高嶺瑠夏（通称・タカルカ）役に抜てきされた賀喜は「わたし自身、プラモがすごく身近にあったので、うれしいなという気持ちと、筒井あやめちゃんと主演をやらせていただけることがすごくうれしくて。楽しみだなという気持ちでいっぱいでした」と語り、「タカルカってけっこう元気なタイプの女の子なので、わたしがあまりやらないような行動とか、“こういうことをするんだ”ということをやってみたのも楽しかったです。青春をもう一度体感できた気がしてうれしかったです」と笑顔。

　そして、もうひとりの主人公・瀬戸流歌（通称セトルカ）役の筒井も「新たな“量産型”シリーズになるんだというのと、それに出演するんだという驚きと、楽しみという気持ち。そして同期の賀喜遥香ちゃんと一緒だったので、きっと楽しい撮影ができるんだろうなというので、ずっとワクワクでした」とコメント。セトルカは、タカルカに比べておっとりした性格ということで、「普段のわたしと変わりない役だったので、のほほんと撮影していましたし、かっきー……じゃなくて、賀喜遥香ちゃんが普段と違った感じの役だったので、そこは新鮮な気持ちで見てました」と付け加えた。

　会見では、本作の物語にちなんだ「学生時代に経験した青春は？」という質問もあり、賀喜は「中学生の頃はバスケ部に打ち込んでいました」と返答。「その頃は部活動にすごく打ち込んでいて、青春を楽しんでいたというのがすごく思い出に残っているんですけど、高校生になってから帰宅部だったので。高校生の青春をあまり経験できなかったというのが後悔というか、経験してみたかったなというのがあったので。今回のプラモ部の撮影は、もういっかい、高校生活を謳歌（おうか）できたような感じがして、楽しかったです」と述懐。

　筒井も「14歳で乃木坂46に加入したので、わたしも学校で青春というのはなかなか体験できなかったんですけど、グループの活動が全部青春だと思っていました。同期に年齢が近い子も多かったので、休みの日は一緒にどこかに行ったり、お仕事でも制服を着ることがあったので。そこで青春を感じることができました。でも賀喜ちゃんも言っていた通り、今回のドラマですごい青春を感じましたし、お弁当のシーンとかでも、ああいうのをやったことがなかったので。いいなと思いながら撮っていました」と振り返った。

　タカルカの中学時代からの友人・名和玲役を務める小林は、高校時代にダンス部で、乃木坂46のメドレーで踊ったこともあったとのことで「ご縁を感じています」と告白。それには二人も「知らなかった」と驚きながらも、筒井が「今度一緒に踊りましょうね」と誘うひと幕もあった。

　その後は先生チームと生徒チームに分かれて、プラモデルの組み立て対決を行うなど、和気あいあいとした雰囲気で会見は進行。賀喜が「ドラマにはプラモデルの魅力がたくさん詰まっていますし、撮影も楽しく、和気あいあいと撮影させていただいて。その雰囲気も詰まっているので、楽しみにしていただけたら」と語ると、筒井も「プラモデルの魅力はもちろん、プラモデルのことを何も知らなかった“ルカルカ”が、プラモを通じて成長していく姿や、高校三年生ラストの青春もたくさん詰まった魅力たっぷりのドラマなので、楽しみにしてください」と視聴者に呼びかけた。（取材・文：壬生智裕）

木ドラ24「量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-」は7月3日（木）深夜24時半よりテレビ東京にて放送開始