ルパン三世『不死身の血族』恐るべき黒幕の存在が明らかに！本編登場シーン公開【ネタバレあり】

　アニメ「ルパン三世」シリーズ完全新作映画『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』（公開中）から、シリーズに再登場する強敵の存在が明かされる本編映像が、YouTubeのTMSアニメ公式チャンネルで公開された。（ネタバレ注意。以下、内容に一部触れています）

【動画】恐るべき黒幕登場！『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE』本編映像

　本作は『ルパン三世　DEAD OR ALIVE』（1996）以来、約30年ぶりとなる「ルパン三世」単独の2D劇場版アニメーション完全新作。今回ルパンたちが狙うのは、地図にも載っていない謎の島に眠るお宝。何かに導かれるようにして島に辿り着いたルパン一味は、24時間以内に死をもたらす毒霧が充満し、かつて兵器として使われ捨てられた"ゴミ人間"たちが徘徊する島を支配する異形の存在・ムオムに対峙する。

　このムオムを生み出し、陰から操っていた黒幕として登場するのが、劇場版第1作『ルパン三世　ルパンVS複製人間（クローン）』（1978）で強烈な印象を残した宿敵マモー。自らを神と名乗り、複製（クローン）技術を駆使して世界を支配しようと目論む男で、強大な力に留まらず、1万年もの時を生き抜く途方もない知性と狂気によって推し進められる壮大な計画を前に、ルパンも窮地に追いつめられた。

　公開されたシーンでは、世界を裏で牛耳っていると思われる各国の悪しき人物たちとモニター会議を繰り広げている。このマモーの登場によって「すべての『ルパン三世』に繋がる原点ともいえる究極の物語」と謳われてきた真の意味が明らかとなる。

　本作は、ルパン三世（栗田貫一）、次元大介（大塚明夫）、石川五ェ門（浪川大輔）、峰不二子（沢城みゆき）、そして銭形警部（山寺宏一）といったお馴染みの面々が登場。ゲスト声優として、片岡愛之助、森川葵、空気階段（鈴木もぐら・水川かたまり）が参加。主題歌はB'zの書き下ろし楽曲「The IIIRD Eye」。監督は『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』などを手掛けた小池健。脚本は高橋悠也が務める。（編集部・入倉功一）