ブラッド・ピット主演『F1』から「ブリジャートン家」女優がほぼカット

ブラッド・ピット主演映画『F1(R)/エフワン』(公開中)からドラマ「ブリジャートン家」のシモーヌ・アシュリーの出演シーンをほぼカットした経緯について、ジョセフ・コシンスキー監督がPeople.comに語った。
「ブリジャートン家」で人気を博したシモーヌの『F1(R)/エフワン』への出演は2024年7月に発表。もともとはダムソン・イドリス演じる若手レーサー、ジョシュアの“ちょっとした恋の相手”役だったようで、撮影のため多くのグランプリを回ったが、最終版ではほぼカットされておりセリフもない。
コシンスキー監督は「これはすべての映画で起こることですが、実際に使う量より多くを撮影しなくてはなりません。最終的に、本作の最終版に入らなかった筋書きは2~3本ありました」とコメント。全体のバランスを考えた際に、シモーヌが演じたキャラクターがカットの憂き目にあったようだ。監督は「ですが、シモーヌは素晴らしい才能を持つ素晴らしい女優で、素晴らしい歌手です。ぜひまた一緒に仕事をしたいと思っています」とラブコールを送っている。
本編では一瞬しか姿を見せないシモーヌだが、地元イギリスで行われた『F1(R)/エフワン』のヨーロッパプレミアには出席し、笑顔で写真撮影に応じた。カットされるもわだかまりはないようで、「キャストとクルーと再会し、お祝いできてうれしかったです。スクリーンやカーペットの上で輝くみんなを見て、これ以上ないほど誇りに思いました」と自身のInstagramに投稿。「一生の宝物となる友情と思い出ができました。この映画を観に行って! 今までにない体験とスピードは必見です!」と映画を全力でアピールしている。(編集部・市川遥)


