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蒼井優、山寺宏一“ジャムおじさん”からサプライズに感激「泣きそう」

蒼井優
蒼井優

 俳優の蒼井優が29日、新宿ピカデリーで行われた映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』公開記念舞台あいさつに戸田恵子中尾隆聖山寺宏一、蒼井優、パンサー(向井慧・尾形貴弘・菅良太郎)、アンパンマン、ばいきんまんと共に出席。バラエティー番組で共演した際に山寺が優しく接してくれたことを振り返ると、山寺からジャムおじさんの声で激励のメッセージを贈られ、「サプライズ過ぎてちょっと泣きそうになりました。とても嬉しいです」と感激していた。

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 本作は、やなせたかしによる絵本を原作としたアニメシリーズの劇場版。アンパンマンと空から落ちてきた不思議な男の子・チャポンの冒険を通し、生まれてきた意味と生き方を問う。

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 劇場版第36作目となる本作。たくさんの小さな子供たちが来場した客席を眺めた戸田は「今年で36作目。毎年素晴らしい作品ができて、もうこれ以上はできないんじゃないかと思うのですが、なんと昨年を超える素晴らしい映画ができあがりました」と胸を張る。

 アンパンマンといえば、今年4月から始まったNHK連続テレビ小説「あんぱん」では、アンパンマンの作者であるやなせさんの妻・小松暢さんをモデルにした物語が展開。今田美桜演じる主人公・朝田のぶが勤務する小学校の校長先生を、ばいきんまんの声を務める中尾が、朝田家にパンを買いに来た近所の女性を、しょくぱんまんの声の島本須美が、そして北村匠海扮する嵩が通う東京の美術学校の担任・座間先生をジャムおじさんなど複数の声を担当する山寺が演じるなど、アニメ「アンパンマン」の面々がドラマに出演していることでも話題になった。

 戸田も、ヒロイン・のぶ(今田美桜)が高知新報時代に出会う高知出身の代議士・薪鉄子役で出演することが発表されているが、「いつまでもみんなの頼りになるアンパンマンでありたいと思うと同時に、いま朝ドラで『あんぱん』が放送されていますが、これからやなせたかし先生の人生が綴られます。改めていまあちこちでやなせ先生の話が出ているなかで、偉大さに気づかされています」と語ると「天国の先生が、いつまでも喜んでもらえるように、これからも一作一作アンパンマンチームみんなで力を合わせてやっていきたいと思っています」と力強く宣言していた。

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 この日は、アンパンマンと旅をするチャポンを演じた蒼井も登壇。蒼井は「わたしも小さいころからずっとアンパンマンを観てきました。こうやってアンパンマンや、ばいきんまん、そして皆さんと一緒の舞台に立つなんて夢のようです」と笑顔を見せると「皆さん、アンパンマンの優しさを胸に、これからどんどん毎日楽しい時間を過ごしてください」と子供たちに呼びかける。

 蒼井にとって山寺と作品を共にすることも感慨深い出来事だったよう。蒼井は「『おはスタ』という番組でご一緒していたのですが、生放送ということでものすごく緊張して足がガクガクしていたんです。そんなとき山寺さんは、とても優しく声をかけてくださって。この世界のお父さんみたいな方だと勝手に思っていたんです」と振り返る。

 そんな蒼井に山寺は、蒼井が好きだというジャムおじさんの声で「優ちゃんと初めて会ったときは、まだ中学生でした。まさかママになった優ちゃんと『アンパンマン』で共演できるとは思わなかった。とても素敵なチャポンでした。これからもその素晴らしい演技で、たくさんの人を笑顔にしておくれ。そして赤メガネの山ちゃん(夫である山里亮太)だけではなく、こっちの山ちゃんとも仲良くしてね」とメッセージを送ると、蒼井は「サプライズ過ぎてちょっと泣きそうになりました。とても嬉しいです」と笑顔を浮かべていた。(磯部正和)

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