「べらぼう」蔦重の母役・高岡早紀ら扮装ビジュアル4名公開

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の7月6日・第26回から登場する出演者4名の扮装ビジュアルが公開された。
【画像】高橋英樹・又吉直樹・高岡早紀・林家たい平扮装ビジュアル
大河ドラマ第64作「べらぼう」は、江戸時代中期、貸本屋から身を興して書籍の編集・出版業を開始し、のちに江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜)の物語。公開されたのは徳川治貞役の高橋英樹、宿屋飯盛役の又吉直樹、つよ役の高岡早紀、大引赤蔵役の林家たい平。
治貞は、徳川御三家の紀州藩第九代藩主で、八代将軍・吉宗にならった質素倹約をもっぱらとした藩政改革を行い、藩の財政再建に貢献。浅間山の噴火がもたらした天明の大飢きんの中、米の値は下がらず、幕府の財政も悪化に陥ったことに業を煮やす。徐々に幕政への関与を強め、田沼意次(渡辺謙)らを追い詰めていく。
飯盛は、大田南畝(桐谷健太)に学び、狂歌四天王の一人に数えられた狂歌師。日本橋で宿屋を営んでいたことが狂名の由来とされる。狂歌集の編集・出版で蔦重と協力し、天明8年には喜多川歌麿(染谷将太)とともに狂歌絵本「画本虫撰(えほんむしえらみ)」を刊行し、 狂歌師の地位を不動のものにした。蔦重が亡くなった後、蔦重の墓に碑文を残す。赤蔵は、蔦重と米の取引を相談する札差。
そして、つよは蔦重の実母。蔦重が7歳の時に離縁し、蔦重を置いて去った。髪結の仕事をしていたこともあり、人たらし。対話力にたけており、蔦重の耕書堂の商売に一役買う。高岡の大河ドラマへの出演は「元禄繚乱」(1999・お順役)、「軍師官兵衛」(2014・お紺役)以来3作目、約11年ぶりとなる。(石川友里恵)


