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【ネタバレ】「イカゲーム」完結編、衝撃カメオ出演の裏側 「本物の才能」監督が称賛

画像は「イカゲーム」シーズン3より
画像は「イカゲーム」シーズン3より

 Netflix韓国ドラマ「イカゲーム」のファン・ドンヒョク監督が、完結編となるシーズン3で実現した衝撃のカメオ出演の裏側を、Netflix公式サイト「Tudum」のインタビューで明かした。(以下、シーズン3最終話のネタバレを含みます)

【画像】超豪華!「イカゲーム」参加メンバーたち

 「イカゲーム」は、膨大な借金や深刻なトラブルで人生を諦めかけた者たちが、超高額の優勝賞金をかけて、子供の遊びを基にしたデスゲームに挑むサバイバルスリラー。シーズン3では、フロントマン(イ・ビョンホン)率いる運営に反旗を翻し、絶望の淵に立たされた主人公ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)が、謎多きゲームに終止符を打つべく、最終決戦に挑む。
 
 衝撃のカメオ出演が実現したのは、シーズン3最終話「人間は…」。全てのゲームを終え、アメリカ・ロサンゼルスへと移ったフロントマンが、プレイヤーをゲームに招待する“めんこ男”(=スカウトマン)らしき人物を目撃する。しかし、その人物は女性で、演じているのはオスカー女優ケイト・ブランシェット(『ブルージャスミン』『ロード・オブ・ザ・リング』)だった。ブランシェットの出番はわずか数分で、セリフも一言しかない。

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まさかのカメオ出演!ケイト・ブランシェット - Axelle / Bauer-Griffin / FilmMagic / Getty Images

 ドンヒョク監督は「女性がスカウトマンである方が、よりドラマチックで興味深いと思いました」と明かしており、ケイトの起用は「彼女がただただ最高だから」だという。「彼女のカリスマ性は唯一無二です。誰もが彼女のことを好きですよね? たった一言二言でも画面を支配できる存在が必要だったのですが、彼女はまさにそれをやってのけました。出演してもらえて本当に嬉しかった」とドンヒョク監督は続けた。

 ブランシェットはわずかな出演時間でも、“アメリカ版スカウトマン”として強烈なインパクトを残した。ドンヒョク監督も「撮影中、彼女を見て“これが本物の才能だ”と感じました。わずか数カットとセリフだけでも、視聴者を惹きつける力がありました」と彼女の演技に感銘を受けたそうだ。「彼女のタクチ(めんこ)も素晴らしく上手でした。最初の挑戦で、カードを裏返して、その1テイクでOKが出ました」と裏話も語っている。

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 ブランシェットの登場が何を意味しているかは定かではないが、有力なのは「イカゲーム」英語版シリーズへの布石だ。2024年10月に企画が報じられた英語版は、『セブン』『ファイト・クラブ』などのデヴィッド・フィンチャーが監督を務める予定で、ドンヒョク監督も企画の存在を認めている。ブランシェットとフィンチャー監督は、映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)でタッグを組んでおり、英語版で再会する可能性も高い。英語版はNetflixからの正式発表がなく、撮影時期も不明だ。(編集部・倉本拓弥)

Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン1~3:独占配信中

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