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『F1/エフワン』ブラッド・ピット史上最高の世界オープニング興収を記録!

全米ボックスオフィス考

やったぜ! - 写真は『F1(R)/エフワン』撮影現場でのブラッド・ピット
やったぜ! - 写真は『F1(R)/エフワン』撮影現場でのブラッド・ピット - Gerardo Vieyra / NurPhoto via Getty Images

 先週末(6月27日~6月29日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ブラッド・ピット主演映画『F1(R)/エフワン』が興行収入5,700万1,667ドル(約83億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル145円計算)

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 これは、ブラッド主演作としては『ワールド・ウォー Z』(2013)に次いで歴代2位となるオープニング興収。世界興収は1億5,325万8,481ドル(約222億円)で、『ワールド・ウォー Z』を上回りブラッド主演作史上最高の出足となった。Apple Original Films の映画としても史上最高の記録で、Appleの大々的なプロモーションキャンペーンが功を奏した形だ。海外で最も成績が良かったのは、プロデューサーを務めたF1ドライバーのルイス・ハミルトンの母国であるイギリスで、中国、メキシコと続いている。

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 一方で、AI人形ミーガンの暴走を描いた『M3GAN/ミーガン』の続編『M3GAN/ミーガン 2.0』は興収1,020万1,625ドル(約15億円)で4位デビューと不発。前作のオープニング興収3,042万9,860ドル(約44億円)に遠く及ばなかった。『F1(R)/エフワン』に食われたというよりは、ミーガンがアクションヒーロー化するなど、コメディー色が強まったことでホラーファンが離れてしまった可能性が指摘されている。かつてはヒット作を連発していたブラムハウスだが、2023年10月公開の『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』以来ヒット作には恵まれていない。(編集部・市川遥)

6月27日~6月29日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『F1(R)/エフワン』
2(1)『ヒックとドラゴン
3(3)『星つなぎのエリオ
4(初)『M3GAN/ミーガン 2.0』
5(2)『28年後…
6(4)『リロ&スティッチ
7(5)『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
8(6)『マテリアリスツ(原題) / Materialists』
9(7)『バレリーナ:The World of John Wick
10(8)『ベスト・キッド:レジェンズ

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