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日本橋で開催「べらぼう」特別展に行ってみた!反響呼んだシーンの小道具も

耕書堂の暖簾
耕書堂の暖簾

 現在放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の魅力を紹介する特別展示「べらぼうフェスティバル in 日本橋」の内覧会が3日、東京都中央区の「福徳の森」で開催され、ドラマの世界観が体感できる撮影用小道具や、登場人物のビジュアルバナーなどがお披露目された。

【画像】「べらフェス」展示物

 江戸時代中期に活躍した版元・蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう/横浜流星)の人生を描く本作は、25回(6月29日放送)で蔦重が市中の本屋の娘てい(橋本愛)と結婚し、舞台は吉原から日本橋へ。物語の舞台となる日本橋で、7月4日から6日まで入場無料で本展示(午前11時~午後8時、最終日6日は午後7時まで)が開催される。

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 会場の入口にはドラマのワンシーンを浮世絵風にした巨大な「浮世絵イラスト」インスタレーション(浮世絵のプリントされた暖簾)が4枚飾られている。NHKコンテンツ制作局第3制作センターの廣瀬温子氏は「蔦重の耕書堂が日本橋に上陸したことをこのイベントで表現したかった。蔦重のこれまでの物語がこれをくぐるごとに現れ、最後に耕書堂の暖簾にたどり着く流れになっています」と紹介する。インスタレーションの木枠の柱も撮影に使われた町屋のセットの柱を再利用して作られたものだという。夜間はライトアップもされる。

 また、敷地内の一角にはキャストのビジュアルバナーが計12点展示されており、新たに恋川春町(岡山天音)、朋誠堂喜三二(尾美としのり)、誰袖(福原遥)、てい(橋本愛)、喜多川歌麿(染谷翔太)らも登場。

 撮影用小道具のコーナーでは劇中、恋川春町が「屁」と書かれた文字群の中央に「屍」と書き込むシーンの撮影で使用された紙や、春町が筆を折るシーンで使われた筆などが展示されている。他にも小道具として制作された「青楼名君自筆集」や「青楼美人合姿鏡」などが見ることができる。

 会場中央にはテント下にモニターが設置され、第1回から25回までのダイジェストVTR(各話2分)を上映。さらに葛飾北斎の絵を再現できる浮世絵スタンプ体験コーナーや、出演者に宛てたメッセージを書くコーナー、NHKプラス加入者向けの非売品シールが当たるガチャガチャなども。廣瀬氏は「江戸の雰囲気が残るこの『福徳の森』でべらぼうの世界観を楽しんでもらえたら嬉しい」と呼びかけていた。(取材・文:名鹿祥史)

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