仮面ライダーガヴ&ゴジュウウルフ共演に子供たち大歓声 知念英和と冬野心央が語るヒーローの条件
人気特撮シリーズを映画化した『映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』『映画 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』の親子先行上映会が11日に丸の内TOEIで行われ、仮面ライダーガヴ/ショウマ役の知念英和、ゴジュウウルフ/遠野吠役の冬野心央が出席、子供たちからの「ヒーローにはどうやったらなれるの?」という質問に答えた。
【動画】【トークノーカット】仮面ライダーガヴ・知念英和、ゴジュウウルフ・冬野心央に子供たち大興奮!
本作は、クライマックスを迎える特撮ドラマ「仮面ライダーガヴ」と、スーパー戦隊50周年の記念作品として話題を集める「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」の劇場版。この日は、親子向けの上映会ということで、映画を鑑賞したばかりの子供たちからは「映画楽しかった!」という感想があちこちから飛び出し、さらに知念と冬野がステージに登場すると、力の限りの声援が会場を飛び交った。
番組の垣根を越えて集まった知念と遠野。「普段はお互い、世界をまたにかけて守っているから、なかなか会えないことが多いけど、今日は一緒に舞台あいさつができるのでここで仲良くなれれば」と知念が語ると、冬野も「そろそろ仲良くなりたいですね」と返答する。
さらに知念は「(冬野)心央くんは話してみたら面白いんですよ。真顔でボケるし、キャストさんやスタッフに愛されてて、『うちのかわいい心央をお願いします』とあいさつをされて。たぶん吠というキャラクターがあるから、無愛想で怖い方なのかな……と思うかもしれないですが、話してみたら面白い方なので。今日は心央くんの魅力を知ってもらいたいと思います」とコメント。冬野も「僕は最初、ガヴのイメージで会ったんですけど、会ってみると熱い男です。『仮面ライダーガヴ』という作品をより良くしようという心がけがたくさん見えますし、作品に対しても真摯に向き合っていて。尊敬できるところがたくさんあります」と語り、知念は「熱さは吠も負けてないと思うけど、とてもうれしいです」と返していた。

そんな二人の初主演映画となる本作。知念が「今回は、(テレビの)最終回を撮り終えてからの撮影だったんですけど、久しぶりのストマック家と再会したり、ゲストに FANTASTICS from EXILE TRIBE の皆さんが来てくれたりして。楽しい撮影の日々でした」と撮影を振り返ると、会場からは拍手が。
続く冬野は「映画はゴジュウジャーらしく、ぶっとんだ内容になったと思います。撮影も楽しかったんですが、映画が公開されてからどんな反響をいただけるのか。不安でもあり、ワクワクでもあり。公開まで待ち遠しいですね」と心境を明かし、「今回のゴジュウジャーは本編と違って意外と協力したり、過去のスーパー戦隊のレッドが登場したり、豪華なゲストも登場したり、盛りだくさんであっという間の内容だったと思います」と自信をのぞかせた。
会場の子供たちに「みんなは何に変身したい?」という質問が投げかけられると「仮面ライダーガヴ!」「ゴジュウジャー!」といった返答が飛び交い、二人は子供たちにとってもあこがれの存在。質問コーナーで「どうしたらヒーローになれますか?」とたずねられた知念は「ヒーローになれるのは、他の人のために一歩前に出られる人だと思います。たとえば幼稚園とか学校とかで、困っていて、立ち止まってるお友だちがいたら、小さな勇気を振り絞って『どうしたの?』『大丈夫?』と手を差し伸べてあげられる人がヒーローに近づけると思います」と答えると、大きな拍手がわき起こった。一方の冬野も「やはり人に優しく、自分に厳しく。自分と向き合って自分を高めて。自分がなりたい自分になろうとする意欲と欲求があれば、ヒーローになれるんじゃないかなと思います」とアドバイスを送っていた。
子供たちの歓声が届けられたイベントに「今日は楽しかったです」と知念が語れば、冬野も「皆さんの歓声が聞けて良かった」と笑顔。最後に「みんな、映画楽しかった?」と冬野が尋ねると、子供たちも「はい!」「楽しかった!」と大合唱。最後まで大盛り上がりとなった。(取材・文:壬生智裕)
『映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』『映画 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』は7月25日より全国公開


