「笑ゥせぇるすまん」実写版も「口を開けたまま」 ロバート秋山が裏側明かす

7月18日より Prime Video で独占配信される、藤子不二雄Aの漫画を実写化した連続ドラマ「笑ゥせぇるすまん」で主人公・喪黒福造を演じる秋山竜次(ロバート)が、Prime Videoの公式Xで公開されたインタビュー映像内で撮影の裏側に触れ、実写版でも「口を開けたまま」であることを明かしている。
「笑ゥせぇるすまん」は、“オーッホッホッホッホッ”という独特な笑い声でおなじみのセールスマン・喪黒福造が、悩める現代人の“ココロのスキマ”を埋めていく物語。“お客さま”の欲望を満たしながらも、約束や忠告を聞き入れられないと容赦なく「ドーン!」と制裁を下していくブラックユーモアたっぷりな展開で人気を博した。
6月25日に喪黒福造を秋山が演じることが発表されるなり猛反響を呼んだが、秋山自身、出演に対して「子供のころから見ていたし信じられなかった」と驚いた様子。自身の連載企画「クリエイターズファイル」でさまざまな衣装を着ており、「それ系のものを着るたびにスタイリストから“喪黒福造いつかやれないですかね”って何回も言ってくれた」とも。
なお、撮影に際し、秋山が「喪黒福造って口閉じたとこ観たことないから“じゃあもう口って開けちゃってていいですか?”と監督に提案したところ快諾したそうで、「口閉じるタイミングなくなって人が真剣な芝居しているときもずっとこう見ているんですよ。“あなた約束破りましたね”何回言ったこれ」と劇中、口を開けたまま演技していることを明かしている。
見どころについては「喪黒福造の登場パターン」を挙げる秋山。「みなさん本当に考えていただいて本来の「笑ゥせぇるすまん」とはまたちょっと違う、若干秋山色が強い登場の仕方になっている」と言い、1話30分で「どれもサクサク見れちゃうし、すげえ見やすい」と呼び掛けている。
ドラマ版では、世界観はそのままに、原作を現代にアップデートしたオリジナルストーリーが展開。全12話を3週にわけて配信し、脚本に宮藤官九郎、マギー、細川徹、岩崎う大(かもめんたる)らが名を連ねる。(石川友里恵)


