実写映画『キングダム』5弾、26年夏公開!信の初の甲冑姿を公開

原泰久の漫画を山崎賢人(※崎=たつさき)主演で実写化する映画『キングダム』シリーズの続編となる第5作が2026年夏に公開されることが決定。あわせて山崎演じる主人公・信の初の甲冑姿を捉えたスーパーティザービジュアルが公開された。キャストは山崎のほか吉沢亮のみ発表されており、タイトルやストーリーは明かされていないが、本日(11日)日本テレビ系金曜ロードショー枠で放送される『キングダム 大将軍の帰還』(午後7時56分~10時54分)放送終了後に、続編の本編映像が公開される。
本シリーズは、紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(吉沢亮※※エイは、上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくり)を壮大なスケールで描くストーリー。原作は2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は75巻まで刊行され累計発行部数が、集英社青年マンガ史上初となる1億1,000万部(2025年4月時点)を突破。実写映画4作が2019年、2022年、2023年、2024年に公開され、シリーズ累計動員1,700万人、興行収入245億円を突破している。
最終章とされていた第4作『キングダム 大将軍の帰還』の劇場上映が終わってからも、ファンの間では映画キングダムの終わりを悲しむ声が止むことはなく、「信とエイ政がもう見れないなんて…」「王騎将軍から矛を託された信のその後が観たい!」など続編を切望する声がSNS上にあふれ、その熱い声に応える形で続編の公開が決定した。
スーパーティザービジュアルには、前作の舞台となった馬陽の戦いで武功をあげた信が甲冑をまとい、目の前に広がる景色をまっすぐ見つめる信の意思を感じる姿が収められている。前作で王騎将軍(大沢たかお)から引き継いだ矛に宿る思いを感じさせるコピーが添えられている。
主演の山崎は「続編の話を聞いた時、まだまだ原作は続いていて面白いエピソードもたくさん残っていたから嬉しかったです。そしてついにこの続編を皆さんに発表できてとても嬉しいです。多くの人から「キングダム観たよ」と言っていただけて本当にありがたいと思いますし嬉しいです。大沢さん、王騎将軍が残してくれた魂を受け継いで、自分がみんなを引っ張っていけたらなと思います。さらにスケールアップしたキングダムでまた熱い夏を一緒に迎えましょう!」とコメント。
主演・山崎と共に前4作に続いて監督を務める佐藤信介は」「『キングダム』が還って来ます。『大将軍の帰還』の撮影から5年の時を経て、また同じチームが集まりました。常に映像化不可能と言われて来た映像を作り続け、キャストやスタッフみんな、信や飛信隊のように挑戦と鍛錬を積み重ねながら成長し、数々の困難に常に立ち向かって来ました。私たちはエイ政のようなたった一つの信念を掲げ、この長大なプロジェクトに挑んできたのです。そしてその道は続きます。身近な人に対しても、極秘裏に進めて来たこのプロジェクト。ここでしか味わえない格別な世界をお届けしたいと思います。お楽しみに」と意気込みを語る。
松橋真三プロデューサーは「『キングダム』制作チームは、持っている全てのものを注いで『大将軍の帰還』を作りました。次作を作るということは、その高みを超えようとする無謀な挑戦でもあります。しかし、王騎将軍から矛を託された信と共に、我々は進み続けなければなりません。不可能と思えることに常に挑戦してきたのが、このチームです。この挑戦を多くの人が待っていると信じ、初めて鎧をまとい、逞しく大きく成長した信のビジュアルで、続編製作の発表をしたいと思います。言えることはまだそこまでですが、とにかく凄いのでご期待ください!」とファンに呼び掛けている。(編集部・石井百合子)
映画『キングダム』続編は2026年夏公開


