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『TOKYO MER』最新作、主題歌はback number「幕が上がる」に決定 最新予告映像が公開

 鈴木亮平が主演を務める『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(8月1日全国公開)の主題歌が、ロックバンド back number の書き下ろし楽曲「幕が上がる」に決定し、楽曲を使用した最新予告映像が公開された。

【動画】『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』予告映像

 本作は、2021年にTBS系・日曜劇場枠で放送された医療ドラマを映画化した『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023)の続編。TOKYO MER の喜多見幸太チーフ(鈴木亮平)と看護師・蔵前夏梅(菜々緒)が指導スタッフとして派遣された、南海の離島地域での有事に対応する新チーム「南海MER」が、火山噴火によって島に取り残された人々の救助に挑む。

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 本作のために書き下ろされた「幕が上がる」は、繊細な歌詞と情緒的なバラード調のメロディーで、南海MERに苦悩と葛藤から一歩踏み出す勇気を与えるような仕上がり。back numberの清水依与吏(Vocal&Guitar)は「この映画から影響を受けたバンドマンなりに『弱さ』と向き合い『強さ』を定義してみました」と楽曲への想いを寄せている。

 また、メガホンを取った松木彩監督は、本作の撮影準備期間中に back number の楽曲を聴いていたといい、「怖いほどに雄大な自然や、未熟なチームの日常や成長をどう描こうか考える時にヒントをくれるような存在でしたので、その後主題歌を back number さんが作ってくださると聞いた時は、驚きましたし勝手に運命的なものを感じました」と感激。そして、主演の鈴木は「今日も誰かのために頑張っているすべての人への応援歌になるはずです。この曲が流れるエンドロールにMERのすべてが詰まっています。ぜひ最後の一秒まで、劇場で感じてください」とコメントを寄せている。

 清水依与吏、鈴木亮平、松木彩監督、高橋正尚プロデューサー(TBS)のコメントは以下の通り。

清水依与吏(back number)

自分の人生の中で一番身の危険を感じるのは、ライブの本番当日です。ステージでミスをしようが、音を外そうが、怪我をするようなことはありません。ですが、ほんの少しの動作で汗が吹き出し、時間は凝縮し、明らかに心と体が「命のやり取りをしている」と叫んでいるように感じます。

劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』との共通点としては笑われてしまいそうなエピソードですが、この映画から影響を受けたバンドマンなりに「弱さ」と向き合い「強さ」を定義してみました。

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鈴木亮平(喜多見幸太役)

「怖いけど 震えは止まってないけど」
この歌い出しを聞くたびに、映画のシーンが蘇ってきます。

新人ナースの震える手を包み込む、ベテランナースの震えた手。レバーを押し込み、船を前へ進める操舵士。そして、恐怖と使命の間で揺れていたドクターの姿。

恐怖や絶望の中でも、それでも「人の命を救いたい」と願う僕らの本能は、一体どこから来るのでしょう。

「『誰かを助けたい』と願い、勇気を出せる全ての人がヒーローだ」今作のこの想いを真っ直ぐに受け止め、素晴らしい曲に仕上げていただいた back number の皆様に、心から感謝します。

この曲は、今日も誰かのために頑張っているすべての人への応援歌になるはずです。

この曲が流れるエンドロールにMERのすべてが詰まっています。ぜひ最後の一秒まで、劇場で感じてください。

松木彩監督

今作の準備が始まった際、back number さんのアルバム「ユーモア」を聴きながら作業をしていました。怖いほどに雄大な自然や、未熟なチームの日常や成長をどう描こうか考える時にヒントをくれるような存在でしたので、その後主題歌を back number さんが作ってくださると聞いた時は、驚きましたし勝手に運命的なものを感じました。
いただいた主題歌「幕が上がる」は、最初のフレーズから劇中全てのキャラクターに寄り添ってくれるような温かく力強い楽曲で、描きたいものを汲み取ってくださった、と感じました。この曲を聴き終えて、この映画は完結するのだと思います。素晴らしい主題歌をありがとうございました。

TBS高橋正尚プロデューサー

「TOKYO MER」は、コロナ禍、患者のために未知のウイルスに挑む医療従事者に精一杯のエールを送りたい、という思いで企画しました。
一方、今も災害など様々な危機の際には、困っている人々のために駆け付ける方々が沢山おられます。
誰かのために一歩踏み出す勇気をもつ人は、誰もがヒーロー。
今回の「南海ミッション」はそんな“ふつう”の人々が立ち上がる強さを描いた物語です。
“等身大の人々”の葛藤と成長がテーマなら、主題歌は back number さんしかいない。
その期待通りに、歌詞の一言目で鷲掴みにされました。
怖いけど。震えは止まらないけど。でもきっと自分にも、誰かのために出来ることがある。
昨日までの自分を少しだけ超えるために、そっと背中を押してくれる。そんな素敵な曲です。

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