「19番目のカルテ」患者役・仲里依紗の熱演に絶賛の声 松本潤との12年ぶり共演にも反響「2人とも立派に」【ネタバレあり】

松本潤が主演を務めるTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」(毎週日曜よる9時~※初回15分拡大)の第1話が13日に放送。患者役でゲスト出演し、松本と12年ぶりの共演を果たした仲里依紗の演技に、X(旧Twitter)では「仲里依紗すごいな…」「演技が上手くて引き込まれる」などの声があがった。(ネタバレ注意。以下、第1話の内容に一部触れています)
本作は、日本の医療分野において19番目の新領域として加わった、総合診療科がテーマのヒューマン医療エンターテインメント。とある街の地域医療の中核を担う魚虎(うおとら)総合病院にやって来た総合診療医・徳重晃(松本)が、どの診療科にかかればいいかもわからない、複雑な症状を抱えた患者と向き合い、その人の最善を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べる。原作は富士屋カツヒトの連載漫画。脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文が担当する。
第1話では、魚虎総合病院の整形外科に、全身の痛みを訴える女性患者・黒岩百々(仲里依紗)が診察を受けにやってくる。検査で異常はないことが判明したが、百々はたった10分で終わる診察にイライラを隠しきれない。
一方、同じく整形外科に入院中の老年の男性患者・横吹順一(六平直政)も医師に対する不満を撒き散らし、担当医の滝野みずき(小芝風花)を手こずらせていた。横吹は、足の骨折で入院しているにもかかわらず「喉が痛い」と騒ぎ、「医者なのに風邪も治せないのか」と滝野に当たる始末。しかし、整形外科医の滝野にとって、喉の痛みは専門外。そのため、別の専門医に任せることしかできない滝野は、患者のそんな嫌味にも反論ができず。時間に追われる医師たち、そんな医師たちに不満を持つ患者たちで、どこかピリピリした空気が漂う魚虎総合病院に、総合診療医を名乗る徳重が現れる。
百々は、痛みに耐えながら仕事をこなすなか、無理をして魚虎総合病院にやってきたが、検査で異常はないと言われるだけ。職場では人員の少ないなかで頼まれた仕事を断れず、嫌味を言われながら仕事を休んで病院に来ても、妄想を疑われるばかり。八方塞がりの状況に立たされた百々の痛みや苦しみに共感した視聴者も多かったようで、Xでは仲の演技に「ほんとに痛そう具合悪いのが伝わってくる、仲里依紗さんの演技力すごい」「仲里依紗さんの演技、すごいなぁ。痛そうだし、辛そう」などの声があがった。
終盤、そんな百々を問診した徳重は、入院して検査をすることをすすめるが、「病気かどうかもわからないのに会社は休めません」という百々は「大したことじゃないのにそれぐらいでって思われたら、私、みんなと働けません」と吐露。しかし、徳重は「それくらいじゃありません。痛みを感じ、事実生活に支障が出ている。それは、大したことだと、僕は思います」と優しく語りかける。
そしてクライマックスで百々は、徳重に向けて、医者さえも信じてくれない痛みを抱えた日々の苦しみを訴えながら慟哭。その迫真の演技にXでは「仲里依紗ちゃんの演技が上手くて引き込まれる」「仲里依紗さんの演技が凄すぎて泣いてる…辛い…」などの声が。さらに、そんな彼女を信じた徳重によって「線維筋痛症」と診断されると、病名が判明したことに「やっと……やっと……」と安堵(あんど)の涙を流す姿に「仲里依紗さんの演技が凄い!引き込まれて泣いちゃったし」「仲里依紗が凄すぎる…(泣)」「仲里依紗ってやっぱ演技の天才」などの声が相次いだ。
この回は仲にとって、フリーになって初めてのドラマ出演。主演の松本とはドラマ「ラッキーセブン スペシャル」(2013年・CX)以来、約12年ぶりの共演となり、Xでは二人の共演シーンに「2人とも立派になった...」「潤くんとの久々の共演、胸熱」など、当時を懐かしむ声も。また、そんな仲のゲスト出演に「まさか今回だけのスペシャルゲスト? だとしたら贅沢過ぎ」などの声もあがっていた。(編集部・入倉功一)


