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「べらぼう」ひょうろく、福原遥演じる花魁に「バクバク」 初の大河ドラマが撮了

クランクアップ時のひょうろく
クランクアップ時のひょうろく - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)で松前廣年を演じるお笑い芸人のひょうろく福原遥演じる花魁・誰袖に翻弄される役どころで、本作が大河ドラマ初出演となった。6月8日放送・第22回で初登場して以来、強烈な存在感が注目を浴びていたが7月13日放送第27回が出演最後の回となり、クランクアップを迎えたひょうろくがコメントを寄せた。

【画像】ひょうろく出演シーンを振り返り

 ひょうろく演じる廣年は松前道廣(えなりかずき)の弟で、松前家の江戸家老。幼少のころから画を学び、蠣崎波響(かきざき・はきょう)としての画名も持つ。あることがきっかけで、吉原の大文字屋で花魁・誰袖(福原)と出会う。吉原に出入りするようになってからは、蝦夷の上知に奔走する息子の田沼意知(宮沢氷魚)と通じていた誰袖から、琥珀の抜荷(密貿易)をそそのかされる。この話に道廣が乗ってくるが、前回では廣年が吉原で意知の姿を目にし、彼が誰袖とつながっていることを知る。

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 近年、俳優としてドラマ出演が増えていたひょうろく。今年は「コンシェルジュの水戸倉さん」(BS日テレ)で主演を務めたほか、「天久鷹央の推理カルテ」(テレビ朝日)、「イグナイト -法の無法者-」(TBS)などにゲスト出演し、現在「日本統一 東京編」(テレビ東京)が放送中だ。「べらぼう」で初めて大河出演を果たしたが、ひょうろくは「本当に貴重な経験をさせていただき、すごく幸せでした。鹿児島の出身なんですけど、友人からも「大河!?」と大きい反響をいただいて、スタッフさん、共演者のみなさんに助けていただきながら、なんとかできました」とコメント。

第22回より誰袖花魁(福原遥)と松前廣年(ひょうろく)

 共演シーンの多かった福原遥をはじめ、えなりかずき、伊藤淳史ら共演者との思い出について「お兄さん役のえなりかずきさんとのシーンもすごく楽しかったです。鉄砲で撃たれそうになり倒れるシーンだったりとか、むち打ちみたいになったんですけど、でもこんな機会はないと思って、すごくそれも楽しかったです。誰袖さん役の福原遥さんと一緒の最初のシーンは緊張したのをすごく覚えています。あの距離感だともう(心臓が)バクバクバクバクという感じ。本当に僕が廣年だったら、だまされちゃうだろうなと思いながらやっていました。大文字屋さん役の伊藤淳史さんも話しかけてくださって、すごく緊張をほぐしていただきました。イントネーション?「越中屋」が言えなくて、合間にちょっと練習していたんですけど、伊藤淳史さんが、「あ、それ間違ってる」「それ合ってる」っていうようにつきあってくださって、それでなんとか言えました」と振り返る。

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 第27回の登場シーンは、蝦夷の上知をしようとしている田沼の動きに気づいた道廣が治済(生田斗真)に蝦夷地の上知を中止してほしいと訴えた際、後ろに控えていた廣年が「私は田沼にだまされ、女郎が……」と発言し、道廣に「黙っておれ!」とどなられる……というものだった。

 ひょうろくは第27回が最後の出演となり、視聴者に「僕もいち視聴者として楽しんでいる身なので、たくさんすごい方がいて、いろんな名シーンもたくさんなので、最後までぜひ一緒に楽しんでいきましょう。よろしくお願いいたします」とメッセージを贈った。(編集部・石井百合子)

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