杉田雷麟、松本潤主演「19番目のカルテ」第2話メインゲストに抜てき

27日に放送される、松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系・毎週日曜よる9時~)第2話のメインゲストに、TBSドラマ初出演となる若手俳優の杉田雷麟(すぎた らいる)が抜擢された。
「19番目のカルテ」は、18の専門分野に分けられた日本の医療に19番目の新領域として加わった、総合診療科がテーマのヒューマン医療エンターテインメント。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる魚虎(うおとら)総合病院の総合診療医・徳重晃(松本)が、患者に向き合う姿を描く。
13日に放送された第1話では、松本演じる総合診療医・徳重晃が、「問診」を通じて原因不明の全身の痛みに苦しみながら働き続けてきた女性・黒岩百々(仲里依紗)の病名を突き止め、彼女の心も救った。第2話は、第1話のラストに救急で運ばれてきた少年と、杉田演じる兄にフォーカスする。
第2話では、心臓に先天性の病気を抱えている少年・岡崎咲(黒川晏慈)が救急搬送されてくる。付き添ったのは、兄の拓(杉田)。咲が生まれてから14年間にわたり主治医を務めて来た小児科医の有松しおり(木村佳乃)は、必死で処置にあたるが、徳重はなぜか兄の拓を気にかけている様子。カンファレンスで咲の容態急変時の様子を気にしたり、拓や咲の父・浩司(東根作寿英)について調べたりする徳重に、有松は、自分の落ち度を探られているのかと感じ、不快感をあらわにする。
弟を支えるしっかり者の兄・拓を演じる杉田は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「Aではない君と」(2018)のオーディションを勝ち抜き、佐藤浩市演じる主人公の息子役に抜てき。2019年の映画『半世界』で稲垣吾郎の息子役を務め、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞。NHK連続テレビ小説「エール」(2020)、『罪の声』(2020)、『孤狼の血 LEVEL2』(2021)、「ガンニバル」(2022・2025)、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(2024)など、話題作への出演が続く注目株。
徳重との出会いによって、誰にも打ち明けられずにいた心の奥底にある思いを少しずつ引き出していく、複雑な役どころに挑む。(編集部・入倉功一)


