麻生久美子、漫画に憧れタイヤ引き挑戦「あんなことはできない」ソフト部時代の思い出披露

女優の麻生久美子が17日、新宿ピカデリーで開催された映画『海辺へ行く道』完成披露上映会に、主演の原田琥之佑と共に登壇した。麻生は、撮影時から13センチも背が伸びたという原田の成長に目を細めると共に、自身の夏の思い出を語った。イベントには、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、横浜聡子監督も参加した。
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本作は、三好銀の漫画「海辺へ行く道」シリーズを原作に、『ウルトラミラクルラブストーリー』などを手掛けた横浜聡子監督が脚本も担当して実写映画化。美術部員で14歳の奏介(原田)や、その仲間たちが、夏休みに怪しげな大人たちの依頼を受けていくことによって起こる騒動を描く。
主人公の奏介と共に暮らす南寿美子を演じた麻生は、撮影から13センチも背が伸びたという原田の成長に共演者と共に目を細めると「この映画は、横浜監督らしさが爆発している作品だと私は思っています。試写室でもゲラゲラ大笑いするぐらいユーモアがある温かい作品になっています」とアピールする。
約800人のオーディションを勝ち抜いて主演を務める原田は「オーディションで横浜監督と初めてお話したとき、隅々まで見透かされているような気がして、ウソが通じないなと思ったんです。そんなすごい方とご一緒できるのがすごく嬉しかったです」と振り返ると「撮影は毎日が楽しくて、島の中学生になったような日々を過ごしました」と語っていた。
ひと夏の思い出が描かれる本作。登壇者へ「夏の思い出」というお題が出されると、麻生は「中学生のころソフトボール部に入っていて、キャッチャーをやっていたんです。そのころ強くなりたくて」と切り出すと「体力をつけようと思って、タイヤをひもでくくって、それを引っ張ってランニングをしたんです。漫画でそういうシーンがあるじゃないですか」と熱血スポ根漫画のような訓練をしたことを明かす。
登壇者から「タイヤはどこにあったの?」と聞かれた麻生は「田舎だったんで、そこらへんに落ちていたんです」と笑うと「やってみたら無理で。あんなことはできないですね。1回でやめました」とオチを明かすと、会場は笑いに包まれた。
一方、現役高校生という原田には「この夏チャレンジしたいこと」という質問が投げかけられると「毎日1本以上映画を観ることを目標にしているんです。大体夏休みが1か月ぐらいなので、31本は観たい。できれば1日2本ぐらい」と明かしていた。(磯部正和)


