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鈴木おさむ、「奪い愛」新作でキラー台詞「ドッカーン」 『天空の城ラピュタ』的な盛り上がりを期待

森香澄、高橋メアリージュン、松本まりか、安田顕、白濱亜嵐、鈴木おさむ
森香澄、高橋メアリージュン、松本まりか、安田顕、白濱亜嵐、鈴木おさむ

 2024年3月末に放送作家業と脚本業から引退した鈴木おさむが18日、テレビ朝日本社で行われた連続ドラマ「奪い愛、真夏」(7月18日スタート、テレビ朝日系で毎週金曜よる11:15~※一部地域を除く)の囲み取材会に登壇。数々の衝撃的なセリフを紡いできた鈴木が、本作での“キラーワード”への思いを語った。

【画像】イベントの様子

 鈴木おさむが脚本を手掛けた恋愛ドラマシリーズ「奪い愛」の約3年半ぶりの新作となる本作は、図らずも禁断の愛に身を投じていく松本まりか演じる主人公の海野真夏を中心に、さまざまな愛と葛藤が交錯する物語が展開する。イベントには主演の松本まりかをはじめ安田顕高橋メアリージュン白濱亜嵐森香澄も登壇した。

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 鈴木は、とかく話題になるセリフについて「かなり無茶なセリフがあることは重々承知しています。俳優の方もかなり悩まれるんだろうなとは思うのですが、テレビドラマにおいて『こんなセリフ言ったことなかったな』というものを発してもらえるのはいいのかなと思っちゃうんです」と笑う。

 本作でも松本、安田、高橋らが演じるキャラクターに衝撃的なセリフが多数登場。そのなかでも、森が演じる自由奔放な女性・山上花火には「ドッカーン」というセリフがある。森は「私が演じる花火は結構嫌な奴なんですけれど。セリフのなかに『ドッカーン』というパワーワードというか、キラーゼリフがあるんです。どうやって言おうか迷って……」と苦笑い。

 すると鈴木は「『ドッカーン』というセリフを言わせたくて花火という名前にしたのですが」と切り出し、「『天空の城ラピュタ』という映画がありますが、そのなかで“バルス”という呪文が出てくるんですね。テレビで映画が放送されるとき、そのシーンになるとXとかで“バルス!バルス!バルス!”ってなるんですよ。それみたいな感じで『あ、来た!今日の花火ドッカーン!』みたいにドラマを観ながら盛り上がっていただきたいなと思って。そんなドラマもあってもいいのかな……」と意図を明かしていた。

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 本作で特別に筆をとった鈴木。「久々にドラマを書きましたが、またもう一本、自分の息子には見せられないドラマが増えました。引退して、そろそろ子どもに見せられるものを書けるのかなと思っていたら、またドロドロということで」と笑うと「不倫はダメなこと。実際にボロボロになったり苦しんでいる家族もいる。今回のドラマでも、結構どでかい制裁が何回もあります。それでも、リスクがあっても好きになってしまうことに対しての、僕なりの答えを最後に言いたいと思っています」と作品に込めた思いを語っていた。(磯部正和)

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