大ヒット漫画「ひらやすみ」映像化決定！アニメ＆実写ドラマに
全世界累計発行部数110万部を突破した真造圭伍による人気漫画「ひらやすみ」の映像化プロジェクトが始動し、アニメ化と実写ドラマ化が決定した。また、映像化にあわせて、真造による描き下ろしイラストも公開された。
「ひらやすみ」は、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2021年4月から連載中のコミック。「輝け！ブロスコミックアワード 2021」で大賞を受賞し、2024年にはイタリアで開催された欧州最大のポップカルチャーの祭典「ルッカコミックス＆ゲームズ2024」で最優秀連載コミック賞を獲得した。本作は、定職も恋人もなく、将来の不安も一切ない29歳のフリーター・生田ヒロトが、ひょんなことから近所のおばあちゃんから一軒家の平屋をタダで譲り受け、18歳の従妹・小林なつみと二人暮らしを始める物語。彼の周りには、仕事や人間関係、将来への漠然とした不安など、生きづらさを抱えた人々が集まり、いつしかヒロトは彼らにとって心休まる温かな居場所のような存在となっていく。
実写ドラマは、話題作が続くNHK「夜ドラ」枠で今秋放送されることが決定。また、アニメーション制作は、映画・アニメシリーズ版『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』などを手掛けるProduction +h.が担当する。
真造は今回の映像化について「アニメ化、ドラマ化とっても嬉しいです！！ 完成作品を観るのを楽しみにしています！！」と喜びと期待のコメントを寄せた。さらに映像化の発表にあわせて、真造の書き下ろしイラストも公開された。イラストは、平屋の庭でジャンプする笑顔のヒロトと、誇らしげな表情を見せるなつみを描いたもの。水彩の滲みやホワイトでの色塗りなど、フルアナログだからこその手触りとあたたかみが感じられるビジュアルとなっている。（加賀美光希）