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マーベル、アイアンマンら再キャスティングへ 『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』でリセット

画像はロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマン/トニー・スターク
画像はロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマン/トニー・スターク - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 『アベンジャーズ』シリーズ第6弾『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』(2027年12月17日全米公開)後に、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)がリセットされ、アイアンマンやX-MENなどが再キャスティングされると、Varietyほか各メディアが報じた。

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 これは、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが明言したこと。同サイトによると、ファイギは米メディア向けの記者会見において『シークレット・ウォーズ』の役割について言及し、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降に描いてきたストーリーを完結させるためでもありますが、未来への道筋を整える物語でもあるのです」と強調。『エンドゲーム』は“終わり”の物語を描いた一方で、『シークレット・ウォーズ』は“始まり”の物語になるという。

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 『シークレット・ウォーズ』が終わると、X-MENらミュータントの物語が本格始動する。ファイギは、来たる『X-MEN』新作映画に向けてミュータントのキャストを一新する方向性だといい、将来的にはアイアンマン/トニー・スタークやキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースといった看板ヒーローも再キャスティングされることになると示唆した。

 ファイギは、『007』のジェームズ・ボンドや競合のDCの『スーパーマン』を例に挙げ、「再キャスティングは常に起こり得ることです」と説明。「ある俳優が見事に演じた役を、他の誰かが引き継ぐのは、誰にとっても難しいことです。(初代ジェームズ・ボンドの)ショーン・コネリーをどう代えるんだ? と言われたこともありました」とファンの期待を超える難しさも語っている。

 また、ファイギはこの動きを「リブート」ではなく、あくまで「リセット」と表現している。「リブートという言葉は怖い。リブートには人によってさまざまな解釈がある。私たちはリセット、あるいは“単一のタイムライン”という方向性で考えています」と付け加えた。

 『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』は、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日日米同時公開)に続くMCUの集大成映画。アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jrが、悪役ドクター・ドゥームとしてシリーズ復帰を果たし、アベンジャーズの前に立ちはだかる。監督は『エンドゲーム』以来のMCU作品となるルッソ兄弟ジョー・ルッソアンソニー・ルッソ)が務める。(編集部・倉本拓弥)

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