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坂東龍汰、実写版『ヒックとドラゴン』ヒック声優に決定!洋画吹替に初挑戦

ヒック声優に決定した坂東龍汰
ヒック声優に決定した坂東龍汰 - (C)2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

 俳優の坂東龍汰が、ドリームワークス・アニメーションの人気アニメーション映画を実写化した『ヒックとドラゴン』(9月5日公開)で、ドラゴンと友情を育む主人公ヒックの吹替キャストに決定した。昨年公開のアニメ『ふれる。』で声優デビューを果たした坂東は、本作で自身初となるハリウッドの洋画吹替に挑戦する。

【動画】『ヒックとドラゴン』吹替版本編映像

 オリジナル版の『ヒックとドラゴン』(2010)は、敵同士だったバイキングの少年ヒックと伝説のドラゴン“ナイト・フューリー”のトゥースの友情を描いたドリームワークス・アニメーションの名作。実写版は、オリジナル版の監督の一人であるディーン・デュボアがメガホンをとり、ヒック役を『ブラック・フォン』のメイソン・テムズが務める。

 坂東は、ヒックの声に選ばれた際のエピソードを「最初オーディションがあって、その日に何シーンか実際にそこで声を当て収録する時間がありました。収録した後に自身の演じた声を聞かせてもらったのですが、とても感動しました。今まで吹替の映画やアニメ作品を普通に見ていたんですが、いざ自分の演じた声が入り、それを聞いた時に『この仕事をやりたい!』と強く思いました。『ヒックを演じたい』と願っていたので、(役が決まった時の)連絡が来た時はすごく嬉しかったです」とヒック役起用の喜びを明かす。

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 映画については「少年心をくすぐられました。小学生の時に観ていたら、この世界から抜け出せなくなるのではないかと思うくらい没入感がありましたし、ドラゴンに乗っている時のアクションの迫力やヒックの成長に胸が打たれて、観た後にハッピーな気持ちなれる作品だと思いました」と絶賛。自身が演じた主人公ヒックについては「優しく、ピュアなこころを持っていて、愛着がわき応援したくなるキャラクター。ダメなヒックから父親に対して、そして友達のアスティと試練を乗り越え成長していくので、ヒックの変化にも感動します」と語った。

 初の洋画吹替については「最初は不安でしたが、日本語版吹替の制作監督やスタッフの皆さんにヒックに似ていると聞き、そのことが背中を押してくれました」と述懐。「アフレコは様々な柔軟性が求められると思っていたので、(監督からのリクエストに)瞬時に対応できるように役作りを固め過ぎないように臨みました。収録したものを映像にぴったりと合った状態で見せてもらったときはゾクゾクして、早く映画館で完成版(吹替)を観たいと思いました」とアフレコでのエピソードを明かし、アニメから進化を遂げた場面として、飛行シーンに言及。「ドラゴンに乗って空を飛ぶ迫力のアクションシーンですね。音楽と共にヒックがトゥースに乗って飛んでいくシーンは、声を当てながらすごく感動しましたし、音と映像で胸が熱くなりました」と本作の魅力も語っている。(編集部・入倉功一)

映画『ヒックとドラゴン』は9月5日より全国公開

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