「しあわせな結婚」位牌は誰のもの?膨れ上がる謎に考察白熱

阿部サダヲ主演のテレビ朝日系ドラマ「しあわせな結婚」(毎週木曜よる9:00~9:54)の第2話が24日に放送され、松たか子演じる“疑惑の妻”ネルラを巡り「舞鶴」「記憶喪失」などの新たなワードが浮上。阿部演じる主人公・幸太郎の独自の調査が進むなか、視聴者の間ではネルラの実家にまつわる一つの謎が注目を浴びている(※一部ネタバレあり)。
第2話は、初回ラストで幸太郎が突然現れた刑事・黒川竜司(杉野遥亮)から、15年前にネルラの元婚約者・布勢夕人(玉置玲央)が死亡したこと、事件の再捜査が始まることを聞かされる衝撃的な展開の続き。なぜネルラは結婚前に事件のことを自分に知らせなかったのか……? 夜も眠れず気を紛らわせたい幸太郎は、ワイドショーのMCのピンチヒッターを務めたところ大バズり。一方で黒川らは「必ず(ネルラ)を挙げる」と躍起になり、いてもたってもいられない幸太郎は弁護士仲間の臼井義男(小松和重)に頼み込んで秘密裏に事件の調査を進めていった。
~以下、第2話のネタバレを含みます~
2話でもネルラの実家である鈴木家恒例の週に一度の食事会の場面があり、母親はネルラの18歳違いの弟・レオ(板垣李光人)のお産で亡くなったことが判明。ネルラがレオに「今年は幸太郎さんも一緒に舞鶴に行ってもらおうと思ってる」と告げ、レオは「俺はまだ信用してないけどね」と答える会話があったが、唐突に浮上した「舞鶴」のワードにSNSでは「舞鶴に何が?」「いったい何があるんだ!?」とざわざわ。そして、前話に続いて仏壇が映し出されたが、2つの位牌があるにもかかわらず遺影がないことから「誰の位牌?」「母親じゃないの?」「位牌は謎のまま」と疑問を抱く視聴者が続出。もう一つは15年前に亡くなったネルラの元婚約者のものではないかという予測も上がっている。
後半では、ネルラが幸太郎に15年前に起きた事件について口を開く展開となったが、とりわけ注目を浴びたのがネルラの切り出し方。今夜こそ真実を聞き出そうと意を決した幸太郎が帰宅すると、原宿でたった2200円で買ったというワンピースを着てルンルンとご機嫌な様子のネルラがおもむろに「幸太郎さん、私が人殺しだと思ってる?」と言い放ち、「笑顔で恐ろしいことを言う」「直球すぎて肝が冷える」「話の展開すごい」「落差すごい」と視聴者の驚きの声が相次いだ。
なお、肝心の布勢の頭部にあった打撲痕については、ネルラが当時布施に突き飛ばされた際に記憶を失っていたことから謎のまま。布施が死んでからというものの幸せになることをあきらめたものの、幸太郎と出会ってから「2人で楽しくいきたいと望むようになった」と真摯に語るネルラだが、「本当か嘘かわからない」「急に豹変しそうで怖い」「思い出すのかな」「まだすべてを明かしていない気がする」とネルラを疑う声のほか「幸せになってほしい」などエールも寄せられカオス状態となった。
また、なぜ黒川がそこまで事件、ネルラに執着するのかも注目を浴びており、黒川と布施の兄弟説も浮上している。(石川友里恵)


